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おれブログ

インターネット業界の片隅にいる40代のオッサンによる雑記系ブログです。


【おれブログムービー】エリジウム

映画

映画『エリジウム』見てきました。

まぁ、いろいろ言われてるけど設定がかなり先進的なので粗探ししたら色々出てくるわな。こりゃ。

そういうの抜きにして純粋にスペースコロニーネタってだけで楽しむのがいいのかな、と思った。

スペースコロニーの映像が期待してたほど出てこなかったのが残念だったけど。

エリジウム- オフィシャルサイト


エリジウム ビジュアルガイド (ShoPro Books)


あらすじ(シネマトゥデイより)
2154年。スペースコロニーエリジウム”で生活する富裕層はパーフェクトな居住空間で過ごす一方、荒廃した地球に暮らす貧困層はひどい搾取に苦しんでいた。エリジウム政府高官のローズ(ジョディ・フォスター)が地球の人間を消そうと動く中、地球で暮らすマックス(マット・デイモン)はエリジウムに潜入することを決意。残り5日しかない寿命を懸けて戦いに挑む。


なんつーか、ニール・ブロムカンプ監督について触れるとやっぱあれなのか? 『第9地区』についても触れなきゃいかんのか? なんかそんな雰囲気だよね。 ”あの『第9地区』のブロムカンプ監督”みたいな紹介が多いんだよね。だから俺もそう書こうと思ったんだけどやめた。だって見てないから。『第9地区』見てないからね。

エリジウム』は別に監督に興味があったわけじゃなく、スペースコロニーの映像に興味があったってのが本当のところ。つーか、監督の名前も初めて聞いたくらいだしね。単純にスペースコロニーが好きなんだなぁ。多分、ガンダムの影響だな。あと宇宙エレベーターとかも憧れるわ。そういえば20年くらいにトキオ東京都第24区ってスペースコロニー上のシムシティ的なゲームもあったよなぁ。

んで、映画の感想なんだけど、見る前は自分の病気治すためにエリジウムに不法侵入するとか、ちょっと動機としてどうなのよ? みたいな思いが強かった。だけど見始めると段々と主人公側に肩入れしてしまうストーリーだった。

何せ貧富の差が究極的にでかい。貧の地球はこんな感じ。環境汚染は進み、疫病が万延し、空気は淀んでいる。全体がスラム化しとる。
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一方、富の側、エリジウムは空気は澄み、争いの無い理想郷。これは羨ましいわ。エリジウム一周マラソンとか面白そう。
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そしてエリジウムの一番のすごいところは全ての病気を瞬時に治してしまう医療ポッドの存在だ。結局のところ貧富の差って医療の差なのかもね。アメリカは特に医療格差が激しいらしいしね。

15年くらい前にフロリダのウォルトディズニーワールドに行った時の話、アトラクションの行列に並んでる人(多分アメリカの人)が来てるTシャツに「なぜ地域間に医療格差があるのか」って日本語で書いてあって驚いた。 なぜ日本語で? この人は意味を分かって着てるのか? とか色々考えた思い出が。地域間の医療格差、、、まさにエリジウムと地球じゃんか。

閑話休題。この医療ポッドを狙って地球の住人はエリジウムへの不法侵入を企てる。今で言うところの臓器売買の仲介みたいな位置づけだろうか。エリジウムへの不法侵入仲介をやっているブローカーがいて、地球から密航船をエリジウムに送り込んだりするわけだ。

エリジウム側はデラコート長官(ジョディ・フォスター)が指揮を執って不法侵入を取り締まるんだが、その体制がちょっと弱すぎる。なぜかエリジウムには迎撃システムがないらしく、デラコート長官が地球にいる雇われ兵クルーガー(シャールト・コプリー)に連絡して、そいつが密航船にミサイルをぶち込むという面倒臭さ。んで、ミサイル外れるとエリジウム側はなす術なく侵入を許してしまうという。こんな穴だらけの警備でこんだけ余裕ぶっこいてる富裕層ってアホなのか?とちょっとだけ思った。

しかも地球側はロサンゼルス地区だけの攻撃だからね。1箇所の地区からの密航にこんなにてこずってて、地球全体からの密航を取り締まれるのかと。

おっと、気づいたら粗探ししてたw もうやめw


デラコート長官 キリっとした表情が美しい。冷酷な人物描写が多いが、家族を守るという愛情溢れる描写もあったりした。
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クルーガー 凶暴すぎる。手榴弾で顔ふっ飛ばされたけど医療ポッドで顔が修復されるシーンは見もの。『第9地区』の主演の人らしい。
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そんで、工場勤務中の事故で余命5日と診断されてしまったマックス(マット・デイモン)がエリジウムの医療ポッドを狙って侵入するわけだが、彼は別にエリジウムの住人になろうとか、エリジウムを滅ぼそうとか、裕福なヤツら許せんとか、そいう妬み僻み根性でエリジウムを目指すわけじゃないんだよね。 最初は動機が自分勝手すぎるとか思ってたけど正直ちょっと貸してくれてもいいんじゃね? とか思ったりもした。


マックスとその仲間たち
右側が密航船ブローカーのスパイダー。左側はマックスの元ギャング仲間のフリオ。仲間思いでマックスのことを本当に心配してくれるいい奴。
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幼馴染みで看護士のフレイと娘のマチルダ。マチルダは白血病で命を脅かされてる。
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以下ネタバレっす。

問題の医療ポッド。俺にもちょっと貸してほしい。
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うーむ、、、賛否両論がありそうなエンディングだった。マックスの頭部に埋め込まれた情報を使えばエリジウムを再起動することができ、全人類がエリジウム市民となって自由に医療ポッドを使うことができる。ところがこの情報を使うとマックス自身は死ぬという、ある意味救われない設定だ。ここで彼は決断する。幼馴染みの娘を助けるためでもあったが、それよりも彼が気にしていたのは全人類だった。全人類のために死を選んだマックス。

人によっては納得のいかないエンディングらしい。『アイ・アム・レジェンド』の別エンディングが話題になったようにやはり自己犠牲エンディングはウケないのだろうか。確かに犠牲は大きいが、勝ち得たものも非常に大きい。エリジウムが再起動して全人類を要治療者として認識し、医療ポッドを積んだ宇宙船が次々と地球に降り立つシーンは最高だった。

あと、マックスは最後に自らの死を選んだわけだが、その直前までエリジウム再起動の操作をしていたのは密航船ブローカーのスパイダー(ヴァグネル・モーラ)だ。彼は再起動操作の途中、全人類の未来との引き換えにマックスが死ぬことに気づく。ここまでのスパイダーの行動や言動から自分の理想を叶えるためならマックスの死を躊躇なく選ぶんじゃないかと思っていたが彼はそうはせず全てをマックスに委ねた。個人的にはここもいいシーンだと思った。

エリジウムを乗っ取ったのが彼らでホントよかった。あんな手薄な防御システムじゃ誰でも落とせそうだからね。



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