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おれブログ

インターネット業界の片隅にいる40代のオッサンによる雑記系ブログです。


警察官僚の活躍を描いた作品

映画 テレビ

TBSドラマ「隠蔽捜査」を見てて思ったんだけど、どうやら俺は普通の事件解決モノよりも警察官僚の活躍を描いた本や映画が好きなのかもしれない。

踊るシリーズの室井さんの影響かな。

というわけで俺的オススメの警察官僚モノをご紹介。


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踊る大捜査線シリーズ

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 スタンダード・エディション [DVD]
ポニーキャニオン (2013-04-26)
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まずは踊るシリーズの室井さんですね。

関連作品レビュー
 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ! - zakky's report
 容疑者 室井慎次 - zakky's report

 室井慎次
   初登場 警視(警視庁刑事部 捜査一課管理官)31歳?
   最終  警視監(警察庁長官官房審議官)45歳?

俺に警察官僚の存在を知らしめた室井管理官。室井さんを知った頃の俺は、室井といえば管理官、管理官といえば室井ってくらい室井管理官に夢中でした。主人公青島より好きだったなぁ。

最初はこれぞザ・官僚といった雰囲気だったのが、所轄警察官と接することで下々のハートをがっちりキャッチ、といった感じが何ともよかった。そのせいで警察庁上層部と対立することになったけど、映画完結編ではまさに新たなる希望となる警察組織の抜本的改革を推進する立場となりました。



隠蔽捜査シリーズ

隠蔽捜査 (新潮文庫)
隠蔽捜査 (新潮文庫)
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今野 敏
新潮社
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現在TBSでドラマ化されている今野敏氏の警察官僚小説。

関連作品レビュー
 第1弾 隠蔽捜査 - zakky's report
 第2弾 果断―隠蔽捜査2 - zakky's report
 第3弾 疑心―隠蔽捜査3 - zakky's report
 スピンオフ 初陣―隠蔽捜査3.5 - zakky's report

 竜崎伸也 警視長(警察庁長官官房総務課課長⇒警視庁大森署署長)??歳
 伊丹俊太郎 警視長(警視庁刑事部長)??歳

主人公竜崎の堅物キャラがなんともいい味出しています。官僚って出世や保身のためには手段を選ばないイメージが強いんですが、この竜崎は私利私欲よりも自分が公僕であるという原理原則を重んじて国のために尽くそうとする。

常に警察官僚として責任を取るという覚悟を持っていて、その結果、自身が警察官僚としての出世コースから外れてしまっても、それで仕方ないと考えている。

この辺りは責任を取るのが自分の仕事だと言い切る室井とすごく似てる。あれ? よく考えたら堅物さも似てるし、室井と竜崎って結構似た者同士かも。




震度0

震度0 (朝日文庫 よ 15-1)
横山 秀夫
朝日新聞出版
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横山秀夫氏による地方警察を舞台にした警察官僚と地元ノンキャリアの暗闘を描いた作品。

関連作品レビュー
 震度0 - zakky's report


この作品には2人の警察官僚が登場する。すでに警察庁での出世争いからは後退した椎野と将来の長官候補である冬木だ。

 椎野 警視長(N県警察本部長)46歳
 冬木 警視正(N県警察警務部長)35歳

冬木は若いしまだまだ出世の可能性があるから野心も人一倍。部下の不祥事が自分に降りかからないようにあの手この手で火の粉を振り払う。周囲との軋轢よりも保身が大事という隠蔽捜査(ドラマ版)の上條のようなタイプだ。

本作品には室井や竜崎といった正義型の警察官僚は全く出てこないし、結末もタイトルの震度0を彷彿させるような何とも後味が悪い終わり方。面白いというよりは警察官僚モノとして興味深い作品だ。



突入せよ!「あさま山荘」事件

突入せよ! 「あさま山荘」事件 Blu-ray スペシャル・エディション
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1972年に起きた連合赤軍によるあさま山荘事件を警察視点で描いた実録モノ。

関連作品レビュー
 突入せよ!「あさま山荘」事件 - zakky's report


事件自体は長野県で起きているがが、重大事件のため警察庁から現場指揮のための幕僚団が派遣される。幕僚長に丸山昂警視監、補佐役として佐々淳行警視正が派遣されるが、長野県警との主導権争いが勃発する。

 佐々淳行 警視正(警察庁警備局付兼警務局監察官)41歳

かなり昔とはいえ実際に起きた話の回顧録なので内容は結構リアル。震度0は同じ地方警察に所属するキャリアとノンキャリアの対立だけど、こちらは長野県警と警察庁が真っ向から対立してるのでなかなかストレートだ。ただし出世とか保身とかそういう話は出てこない。単に警察組織内の維持のぶつかり合いみたいな感じ。

極限状態の中、現場指揮官の佐々警視正が取った「ヘラクレスの選択」は必見。警察関係者じゃなくても様々な判断を強いられる現代サラリーマンの参考となります。


警察庁から来た男(道警シリーズ)

警察庁から来た男 (ハルキ文庫)
佐々木 譲
角川春樹事務所
売り上げランキング: 16,876

佐々木譲氏による道警シリーズ第二弾。

関連作品レビュー
 警察庁から来た男 - zakky's report
 東大落城―安田講堂攻防七十二時間 - zakky's report


道警シリーズは北海道警の現場警察官の活躍を描いたシリーズなんだが、この第2弾にタイトル通り、警察庁からエリートキャリアが派遣されてくる。

 藤川春也 警視正(警察庁長官官房監察官)30代半ば

30代半ばで警察庁長官官房監察官ってのは相当なエリートか? 最初はちょっとキャリアを鼻にかけてる感じがしたんだけど、実は全然そんな事はなくて現場でも能力のある者はどんどん抜擢していく。

現場慣れしてないのに現場に出てきて暴力団の人質になったりもしたけど、なかなか好感が持てる警察官僚でした。好感が持てるエリートってのもいいよねw