おれブログ

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口に含むタイプの花粉症対策薬ってどうなったんだ?

今週のお題「花粉症対策」ということで。

ちょっと前に口に含むタイプの花粉症対策薬が承認されたとかなんとかってニュースを見かけたんだけど、あれってどうなったのかな? と思って調べてみてガッカリ・・・


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多分、見たのはこちらの記事だと思う。「シダトレンスギ花粉舌下液」ってやつらしい。

口に含む花粉症薬承認 6月以降に処方薬へ - SankeiBiz(サンケイビズ)

 厚生労働省は3日までに、口に薬液を含む新しいタイプのスギ花粉症治療薬を初めて承認した。アレルギーのもとになる花粉エキスを舌の下に垂らし、徐々に体を慣れさせる仕組みで、既存の注射薬よりも患者の負担が少ない。

 承認されたのは鳥居薬品(東京)の「シダトレンスギ花粉舌下液」。4月に保険適用され、6月以降に処方薬として発売される見通し。

 12歳以上が対象で、1日1回薬液を舌の下に垂らし、数分後に飲み込む。徐々に量を増やして体を慣れさせることで、アレルギーのもととなる花粉に対する過敏な反応を減少させる。


薬局で売るやつじゃなくて処方箋なのか。しかも処方開始は6月以降って時期逸しすぎだろw

でもまぁ来年の対策向けかな~、なんて思ってたんですが、ちょっとググったら分かりやすくて詳しい情報がありました。

小児科の先生のブログなんですが、これを見ると上の記事にはない重要な情報が。

「(スギ花粉)舌下免疫療法講習会」に参加してきました。 - 本棚(小児医療・アレルギー・アトピー他)
 以下は一部抜粋です。全文はソースにて。


 その液体を舌の下に滴下し2分間そのままの状態を維持した後に飲み込みます。
 これを1日1回、2-3年間続けるのです。
 最初の2週間は「増量期」として少量から初めて少しずつ増やし、「維持期」となる3週目からはずっと同じ量を維持します。
 皮下接種法と比較して副作用の頻度/程度ともに軽く、自宅治療が基本です。
 心配な副作用であるアナフィラキシーの報告はほとんどありません(ゼロではありませんが)。
 ただし、新薬なので最初の1年間は2週間分しか処方できないルールがあり、つまり患者さんは2週間毎に医療機関を受診しなければなりません。発売2年目にはこのルールは解除されますので、1ヶ月処方が可能になります。
 この治療法のつらいところは、春以外の症状がない季節でもずっと通院し、毎日自宅治療を続ける点です。数年間のうちに脱落者が半分以上発生しているのが現状です。
 さらに、高濃度のスギ花粉エキスなので保険診療でも治療代がそれなりにかかると囁かれています(価格未公表)。

うわぁ、これは無理だわw 価格も気になるところだけど、2~3年隔週で通院とか絶対無理。

花粉症が根治できそうな話も聞くけど、これってスギ花粉だけなんだよね? うーん、いろいろ微妙だ。



ちなみに「シダトレンスギ花粉舌下液」って、実はこれがヒントになってるのかな? うわ、南雲先生か~

花粉症 メガネ、マスクやめて口で花粉吸ったら治ったと医師 – ガジェット通信





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