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NHK大河 軍師官兵衛 第41話「男たちの覚悟」感想

天下統一を果たした秀吉は今まで以上に厄介な存在に。そしてその陰には三成の暗躍が。。。

利休や秀長といった同志が死んでいく中、官兵衛は一人豊臣家を支える覚悟を決めました。




NHK大河ドラマ 軍師官兵衛 一




利休切腹

やはり今回でした。利休の切腹。

やっぱ三成かー。あいつ姑息すぎんだろw 竹を切っただけの花入れだって、天下の茶聖、千利休のお墨付きがあればプレミア突くんだよ! そんなことも分かんねーのか。

つーか、いよいよ三成がラスボス級に進化した感じ。ただ、三成をここまで徹底的にヒールに描く理由が分からん。とにかくこの後の秀吉の愚行も全て三成が裏で糸を引いてる設定になりそうだ。

そんなこんなで言いがかりをつけられてしまった利休ですが、官兵衛の説得もやんわりと拒んで、茶人としての意地を通します。70歳にして切腹ってどうなのよ。。。(;´・ω・) それを命じる秀吉も天下人として器が小さすぎだろ。


秀長の死

秀吉の弟、豊臣秀長(小一郎)が亡くなりました。

病気で小田原征伐に帯同できなかった秀長は、その後も回復できずに息を引き取りました。

晩年は家臣の不始末の責任を問われたりして秀吉から冷遇されていた節もあるんですが、やはり秀吉の弟として官兵衛や三成とは別格の扱いを受けていた人です。秀吉の暴走を止められる唯一の人物だったという話も聞きます。

ただ、このドラマの秀長のポジションがちょっとよく分からんところ。一応死ぬまでは秀吉を諌める宣言してたけど、元気だった時もロクに抑えられてなかったのにそんなヨレヨレで何ができんだよwww


いよいよ朝鮮出兵クルのか?

どうやら朝鮮出兵もそれなりに描かれるのかな。これは楽しみ。

せっかく天下を統一を果たし、秀吉次第で戦のない世の中にできそうなのに、、、という官兵衛や利休の説得も聞かず、明国との戦いに熱意を燃やす秀吉。その後、大事な跡取り息子の鶴松を亡くし、その決意を確固たるものとなります。

まぁ、世界に目を向ければスペインの無敵艦隊が世界中でドンパチやっては植民地にしており、その情報を得ていた秀吉からすれば日本が主戦場となるのを避けるための決断なのかもしれない。結局、アルマダ海戦での敗北を機に衰退していったスペインが日本を攻めてくることはなかったけど、そんなのは結果論だからね。

なのでこればかりは単純に愚策とは言い切れないなぁ、と思ってます。


男たちの覚悟

タイトル通り、男たちの覚悟が描かれてました。


移封を受け入れ、関東で力を蓄える決意をした家康の覚悟。

秀吉の言いがかりにも屈さず茶人としての意地を通した利休の覚悟。

たとえ秀吉が変わってしまったとしても豊臣家を支えていく決意をした官兵衛の覚悟。

跡取り息子の鶴松を亡くし、明国との戦に照準を定めた秀吉の覚悟。

そして、裏で秀吉を操って、天下を牛耳ろうとするラスボス三成の覚悟!

以上、男たちの覚悟でした。




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