WHO(世界保健機構)がナイジェリアでのエボラ出血熱の終息を宣言しました。
アメリカですらたった一人の感染者に右往左往してるのに、感染者が20人に達したナイジェリアにて感染拡大が治まりました。
ナイジェリアも元は一人の感染者の入国から混乱の一途を辿りました。
発端は7月20日。場所はアフリカ有数の巨大都市ラゴス。アメリカ国籍リベリア人がラゴスに到着と同時にエボラ出血熱を発症。その5日後に亡くなりました。
そして、アメリカの例と同様に医療関係者を中心に感染が拡大していく。医師や看護師、そして最初の感染者の家族にも感染が拡大。
WHOによると新たな感染報告がない期間が42日間に達したことによる終息宣言だとか。
なお、ナイジェリアの最終的な感染者は20人、内8人が死亡。
WHO、ナイジェリアのエボラ終息を宣言 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
こうやってみると医療関係者のリスクが高すぎる。あれだけの重装備でもダメなのか、、、と思ってしまう。
特効薬の開発に注目が集まってるけど、それとは別にウイルスから完璧に守れる防護服とかも必要だと思う。少なくとも表面を素手で触らないと脱げないようなものはダメだ。
一時期話題になった日本エアーテック社のようなアプローチも絶対必要。
言うは易く行うは難し、じゃないけど、エボラ感染者の体液に絶対に触れずに医療行為ができるような体制が急がれる。
じゃないと医療従事者のボイコットが本格化してしまう。
ホット・ゾーン――「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々
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