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おれブログ

インターネット業界の片隅にいる40代のオッサンによる雑記系ブログです。


軍師官兵衛、長政と糸の離縁

歴史

軍師官兵衛の前回感想エントリでうろ覚えで書きましたが、やはり長政と糸は関ヶ原の少し前に離縁するんですね。

秀吉死後の話なので、再来週くらいの話になりそうですが、ちょっと予習しとこう。


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そもそも今週放送の長政と糸って何歳くらいなんだ

明日放送、第44話『落ちゆく巨星』は秀次事件から始まるので、1595年ですね。

となると、長政が26歳、糸が24歳ってところですね。うーむ、長政、髭が立派で貫録も出てきたからもう30は過ぎてるもんだと思ってたわ。

ちなみに如水は48歳、妻の光は42歳くらい。光若いなぁ。14歳で黒田家に嫁いで、16歳で長政を産んでるんだな。つーか、中谷美紀に14歳の役やらせてたのかよ。 やべぇよ・・・やべぇよ・・・


糸との離縁の理由

1598年、長政29歳、糸27歳の時に二人は離縁することになります。

その理由はやはり徳川家康。豊臣政権五大老の最大勢力とはいえ、豊臣勢力を抱える石田三成ら奉行衆を相手にするのは厳しいところ。そこで家康は動きます。秀吉が死んでからでは遅い、死ぬ前に少しずつ豊臣恩顧の武将を抱え込もうという作戦だ。

鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス、とか言ってるが、実際ボケーっと待ってただけでなく、ちゃんと裏では着々と準備をしている辺りがさすがだ。

そんな家康から見て、もっとも取り込みやすく、そして取り込む価値があるのはどういう武将か。それはもう三成ら文治派と対立している武断派の武将だよね。戦力になるし、基本脳筋だから単純で取り込みやすい。コストパフォーマンスが良すぎwww

そんなワケで先週、長政も家康に酒をしこたま呑まされ、幼少期に人質だったという仲間意識をネタにすっかり取り込まれてましたね。

そして秀吉の死後、徳川家との結びつきを確固たるものとするために、徳川家康の養女栄姫(家康の家臣、保科正直の娘)との結婚、および糸との離縁を決意したようです。


栄姫との結婚

もちろん長政の決意もありますが、当時、家康は多くの武将を取り込むために秀吉の遺命を無視して政略結婚を多用していたのは有名な話。そこには家康の意向、そして父如水の意向もあったのかもしれません。。。

そんな栄姫の結婚ですが、これは長政出陣の直前に執り行われたとか。

出陣というのは徳川家康による会津討伐。そう、この会津討伐への従軍中に石田三成が挙兵し、そのまま関ヶ原の戦いへと進むんですね。つまり、結婚して出かけて、再び会った時は関ヶ原後という二人なワケです。

そんなわけなので、もしかするとドラマでは栄姫は出てこないのかな、と思ったらちゃんと出てきます。公式サイトの人物相関図に出てたwww


栄姫役を演じるのはアイドルの吉本実憂さん。第13回全日本国民的美少女コンテストのグランプリを受賞した本格派美人。つーか、このコンテストまだやってたのか。

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栄姫の大阪脱出

当時は秀吉の政策の一環として、大名の妻は大阪の屋敷に住まわせるようにしていたため、光と栄姫は大阪の天満屋敷にいました。三成が挙兵すれば光と栄姫が人質に取られることは長政も予想しており、栗山善助と母里太兵衛を天満屋敷に残し、いざという時は二人を大阪から逃がすようにと命令していたようです。

そして、間もなくしていざという時がやってきます。予想していたこととはいえ、三成側の動きがあまりにも早く、善助と太兵衛もかなり苦戦した模様。知人の協力を求めたり、光と栄姫を俵に入れてみたり、商人に扮装したり、あらゆる手を使ったらしい。有岡城の官兵衛救出大作戦でやった商人変装がここで役立つとは当時の彼らも予想してなかったに違いない。

この騒動で一番有名なのは細川ガラシャの自害。この時、細川邸で上がった火の手が結構大規模になり、大阪の見張りが手薄になったみたいです。善助と太兵衛はその隙に乗じて、光と栄姫を脱出させることに成功したとか。有岡城でもそうだったけど彼らの隠密行動スキルは相当なものですね。

そういえば2006年の大河ドラマ『功名が辻』では、山内一豊の妻、千代の人質エピソードもありました。

千代の場合は、やはり家康に従軍中の夫一豊に密書を送って、自分の心配はせず家康に従うように伝えていました。開封せずにそのまま家康に渡せるようにしていたかと。この未開封の手紙を見て、家康は大阪の最新の情報を得ることができ、また、豊臣恩顧の山内ら武将が自分についてきてくれることを確信して、大いに喜んだと言われています。山内一豊が土佐藩の初代藩主になれたのはこの手柄があったからでは、と言われています。



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