ひょんなことからカラオケに行ったんだが、そこで何気なく発した俺の一言。
カラオケボックス、、、まさか死語だったとは。
カラオケなんて何年も行ってなかった。いや、もしかすると10年以上行ってなかったかも。
それくらい久しぶりで、かつ唐突に行くことになったカラオケ。
そんな久しぶりの緊張感の中で、到着後つい口走ってしまった。
「いやぁ、カラオケボックスなんて久しぶりだわ。歌とか覚えてねーwww」
そんな俺のひと言に周囲が若干ざわつきはじめる。
「・・・おぃ、今の何?」
「カラオケボックスとかw」
「おっさんかよw」
「今時カラオケボックスってwww m9(^Д^)プゲラ」
やべぇ、、、冷静に考えるとカラオケボックスっておかしいよな。
あと歌本が無いのも驚いた。あのリモコン機器だけで選ぶのとかツライんすけど。マジおっさんだなぁ。。。
それでちょっと思い出してみたんだが、やっぱりカラオケ覚えたての頃はボックスだったんだよ。
初めて行ったのは確か高校生の頃なので、1980年代後半。当時はまだカラオケボックスという呼び名が一般的で、今はもうあまり見かけないコンテナボックス型のカラオケ施設が結構あったと記憶している。というか、俺がよく行ってたのもそういうところだった。バッティングセンターを囲むようにして並べて設置されたボックス。狭いところだと4~5人入ると満員みたいな、そんなところだった。
その後、急速なバブル景気に後押しされて、カラオケだけでなくあらゆる娯楽施設にバブルマネーが投入される。そういった流れの中でボックス型のカラオケ施設は淘汰されていったんじゃないかと。
それからカラオケ施設の普及に貢献したのが通信カラオケ。JOYSOUNDやDAM、最近はUGAってのもあるらしい。通信による楽曲配信ができるようになったおかげで、カラオケ施設の運営コストが格段に安くなったんじゃないかな。特に新曲対応は圧倒的に楽でしょ。
通信カラオケが登場する前はディスクメディアが主流で、最初はそれこそ各カラオケ機器1台1台の中にたくさんのディスクが入ってたはず。その後、集中オートチェンジャーが開発されるとカラオケ機器の中からはディスクが消えたけど、それでもカラオケ施設のどこかに設置されたオートチェンジャー機器の中にたくさんのディスクが入っていて、各部屋からの指令に応じてディスクを選んで再生配信するということをしてました。施設内で誰かが同じ歌、同じディスクを再生していると歌えないってことがあった気がする。
で、話を戻すとカラオケボックス。
どうやら2007年くらいまでは本のタイトルになる程度には使われてた模様。
▼2007年の本
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▼2005年の本
日本文学館
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なんだ、だったら今の20代とかでも普通に知ってる言葉じゃネーか。
死語は死語なんだろうけど。。。
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