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おれブログ

インターネット業界の片隅にいる40代のオッサンによる雑記系ブログです。


コンピュータ将棋プロジェクト終了宣言について思うこと

Web・IT系技術

昨日、情報処理学会がコンピュータ将棋プロジェクト(正式名称:コンピュータ将棋『あから』強化推進委員会)の終了宣言をしました。

情報処理学会-コンピュータ将棋プロジェクトの終了宣言


これについて思うことがあるので書いてみたいと思います。




なんか、パッと見では勝利宣言っぽく見えてしまいますね。

それもそのはず、元々このプロジェクト自体が、”トッププロ棋士に勝つコンピュータ将棋の実現”を目的としたプロジェクトであり、”事実上プロジェクトの目的を達成したと判断し,プロジェクトを終了することをここに宣言させていただきます”と書かれていればそれはもう勝利宣言に他ならないです。


でも、はっきり言ってコンピューター将棋が人間に勝利するのなんて当たり前の話。膨大な記憶容量と計算力、検索力、シミュレート能力を駆使されたら人間が敵うはずがない。そういう意味ではコンプロジェクトの目的自体がナンセンスだったんだよなぁ、と思ってしまうわけです。


言うなれば、超強力なバネを使用して人間よりも速い球を投げるピッチングマシーン、とかそんなレベル。どんなに速いピッチングマシーンがで完成しても試合には使えないですし、プロ野球選手も練習では使ってみても、それと本気で張り合う人はいないですよね。


なのにプロ棋士はコンピュータ将棋との勝負に駆り出される。んで、コンピュータ将棋の弱点(バグ)を突けば文句を言われる。なんか割に合わないw。



せめてコンピュータ側は棋譜とかは学習させずに、ただ駒の動きとかのルールだけを覚えさせて、あとは人工知能による学習で勝てるようになるとか。あと、過去に人間が編み出した手法は一切使わないとか、そういった縛りがあってもプロ棋士を負かせばすごいと思う。

要するにコンピュータも自分たちで定石とか戦法を編み出すわけ。そんで最終的にはコンピュータ棋士 vs 人間棋士の勝負になって、負けた方が買った方の言いなりになる設定にする。


そこでこのコピペが使えるわけです。

839:名無し名人:2008/07/25(金) 09:39:28 ID:0ulRSLnj

おまえら、もし地球に将棋星人が攻めてきて、向こうの大将と
地球代表が将棋一番勝負で対決し、負けたら植民地にされる
という事態になったら、地球代表は絶対羽生でないとイヤだろ?
深浦でもいいのか?深浦に地球の命運を託せるのか?


羽生をけなしてるやつは地球規模で考えるんだ


これ、コピペとして出回ってるけど、実はコピペとしての用途はあまりなくて、初出のインパクトが素晴らしくて有名なんだよね。

普段ほとんど負けない羽生さんがちょっと調子が悪かったのか深浦さんに酷い負け方をしたことがあって、羽生終焉説が流れる2chである人物が書き放ったのが上のコメントなんです。詳細は『2ch名人 : 地球規模で考えるんだ』で見られます。



えーっと、なんの話だっけ?

あ、そうだ。思い出した。

将棋星人との勝負はコンピュータ将棋にお願いしたいです!



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