千葉市中央卸売市場が一般開放されていたのでちょっと覗いてきました。
千葉市中央卸売市場
千葉市のどっちかっていうと西の端の方にあるのになんで千葉市中央卸売市場っていうのかがずっと気になってたんだけど、どうも農林水産大臣(農林水産省)が認可・監督をする卸売市場を「中央卸売市場」と呼んでるんだとか。
全国43都市70箇所(平成25年4月1日現在の情報)ある中央卸売市場のうち、千葉市が設置しているのがこの千葉市中央卸売市場。そして市民感謝デーは通常毎月第4土曜日に開催されており、年末のみ特別に3日連続開催になるとのこと。あっ、市民ってついてますが市民チェックがないので誰でも入れます。
入り口は2つ。こちらが多分正門的な方。
こちらはタイとカブがお出迎え。多分裏門的な方かと。でもどっちの門も普通に入れます。裏門の方が一般解放されているエリアにも近いです。
正門的な方から入ったところにあった案内。バナナ発酵所棟というのが気になる。
水産棟
水産棟外観。前方がドラム型になっているカートがたくさん走ってました。
水産棟内の様子。なかなか市場らしい感じっす。まぁ市場なんだけど。魚を積んだカートとかバイクとかもたまに入ってくるので注意が必要です。お仕事の邪魔をしないように。
あちこちにマグロが 落ちて 、いや、置いてありました。さすが市場!
水産棟内には中卸業者のお店がたくさんあり、いろんなところで解体直後のマグロが大きめな柵で売られてました。一般家庭で消費するには少し大きめですが、贅沢にまぐろを食べるにはいいサイズだったかな。
もちろんマグロ以外の魚類も豊富でマダイやヒラメ、ブリとかいろいろ出てました。他にもウニ、イクラ、タコ、エビ、貝類など、魚介類好きにはたまらない品揃え。
関連商品棟と食堂街
こちらは関連商品棟。
水産棟のような市場という感じがあまりしないんだけど、こちらもそこそこ混んでました。
あ、写真は人が少ないところを見計らって撮影しただけで、実際は結構人が多かったです。
たまご、肉類、果物、酒類、乾物といった食品だけでなく、金物、包丁、包装資材、花なども扱ってました。あと床屋もあった。そうえいば管理棟には郵便局もあったし、結構なんでもあるんだなぁ。そのうちコンビニとかできるんじゃないだろうか・・・
関連商品棟で気になったのが「つまもの」とか「妻物」と書かれたお店。
「つまもの」とは「料理を引き立てるために用いられる葉っぱや枝花などの総称」とのこと。そういえば刺身についてる大根の千切りのやつもツマって言うよね。
あと気になったお店はこちら。なぜこの組み合わせなんだろう。納豆の仲間ハズレ感が半端ない。。。
そしてこの関連商品棟の2階に食堂街があります。市場の食堂ってなんかいいですな。
2階に上がるとこんな感じで吹き抜けになってて通路がめちゃ狭い。食堂は全部で4軒(5軒?)で、写真は「和食処さくら」という一番並んでたお店。生まぐろ丼(上)や海鮮丼(共に1,580円)がとても旨そうだった。
というわけで普段あまりいかない市場ですが、なかなか新鮮で楽しめました。今度は築地市場にも行ってみようかと。移転前に行かねば。