三大流星群なのに知名度がちょっと低めなしぶんぎ座流星群が明日1/3夜から1/4明け方にかけて極大を迎えますよー。
今年のしぶんぎ座流星群は本気らしい。もう地味とは言わせないと息巻いてるのだとか。
正月早々迷惑極まりない奴なんですが、今年はいつも以上に頑張るそうなので見てやってください。
しぶんぎ座流星群
8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並んで三大流星群のひとつに数えられてます。
が、他の2つと比べるとちょっと地味。流星出現数も他の2つより少なめだし、ピーク時を少しずれただけで出現数もかなり減ってしまう。このままじゃ2006年あたりから出現数を増やしているオリオン座流星群に三大流星群の座を明け渡すんじゃないだろうか。ちょっと心配だ。
そもそも「しぶんぎ座」っていうのも「ペルセウス座」や「ふたご座」に比べると何となく地味だ。それもそのはず、しぶんぎ座って星座は現在は存在しないのだとか。ちなみに「しぶんぎ」ってのは四分儀という天体観測や測量なんかで使う計器。六分儀や八分儀ってのもあって、「ろくぶんぎ座」「はちぶんぎ座」って星座は今も存在するらしい。
そして何よりもダメなのが出現時期。まだ正月ボケが抜けきらない1/4未明に現れても誰も見向きもしないよな。。。これが一番ダメな理由かもしれん、と俺は思ってる。
2014年は本気出す!
でも今年のしぶんぎ座流星群はいつもと違うぞ。ピーク時間帯が1月4日の早朝4:30なんだが、その時間帯は月明かりがなく観測条件は最良と言われてる。
というわけで、もしオリオン座流星群との昇降格入れ替え戦があるとしたら今年のしぶんぎ座流星群にとってはまたとないチャンスだ。
ただし、今年に関してはオリオン座流星群も月明かりが味方してるらしいですが。。。 あ、でもペルセウス座流星群、ふたご座流星群は条件よくないらしいので、ここは三大流星群としての存在感を見せて欲しいところだ。
いつ、どこに見えるのか?
長々と書きましたが、もし正月気分も覚めやらぬ中、真冬の真夜中に流星群を見ようという方がいらしたら、こちらが観測のための情報です。
いつ?
1月4日(土)4:30がピーク。そしてこのピーク時間の前後数時間が勝負。
どこに?
北東の空、北斗七星の下ら辺が放射点。この放射点を中心に全天に渡って流れるので、放射点の方向を見なきゃいけないってワケではないです。むしろ放射点から離れた流星の方が軌跡が長めなのであまり放射点の方向に拘らない方がいいかもしれない。全天をぼんやり眺めつつ、流星が現れたらすぐに視線を向ける、という見方がいいかと。
とにかく寒いので防寒対策は必須です!
ちなみに俺は、、、多分見ません!