両兵衛がついに会いました! 先週に続く歴史的出会いの回。 しかし、官兵衛も半兵衛もイケメンってのがねw イケメン両兵衛www
あと今回、官兵衛の乗ってた馬に青い飾りがついてたんだけど、あれは何? オープニングの音楽の時にも出てくる青い飾りなんだけど、ちょっと気になった。
ツンデレ半兵衛が官兵衛を試す
オープニングまでの冒頭シーン。早速、官兵衛が試されます。相手は稀代の天才軍師竹中半兵衛。
うーん、なかなか険悪ムード。いや、もうそういうのいいから仲良くやりなよ~、とか思っちゃうんだけど。
半兵衛「どうやって播磨の諸将をまとめるの?」
官兵衛「俺が主な武将を説得するよ」
半兵衛「そんなこと聞いてんじゃねーよ。ほとんど毛利についてる状況をどうやって覆すのか聞いてんだよ m9(^Д^)」
官兵衛「播磨三大勢力の小寺・別所・赤松を揃って信長のところに連れてってやんよ! (〃*`Д´)」
半兵衛「マジでそんなことできんの??? (σ_σ)」
官兵衛「やってやんよ! (-"-)」
何という煽りwww そしてまんまと乗せられる官兵衛
軍師がこんなに煽り耐性なくてどうすんのよ。常に冷静沈着じゃないと戦況を正しく判断できないぞ。がんばれ官兵衛ちゃん!
相変わらず安定のクズっぷりだった赤鼻小寺政職
煽られまくって半兵衛に啖呵を切った手前、播磨三大勢力である小寺・別所・赤松の三家を何としてでも信長に謁見させなければならない官兵衛。
まずは自らの主君である赤鼻小寺に進言するも、さすがは赤鼻、期待を裏切らぬクズっぷりwww 自分の領土から出るのが怖いらしいw よくそんなんで播磨三大勢力に並べられたな・・・
例によって小寺家を毛利につかせたい櫛橋左京進が、それだったらまずは別所、赤松の二家を説得してみろよー、みたいなことを言い出す。三家が揃うことなどありえないと思うからこその皮肉なのだが、官兵衛はこれをやってのける。別所家の若干十八歳の若き当主には正攻法で説き伏せ、因縁の赤松家には現状の播磨情勢を説いて調略する。さすが官兵衛。
約束通り別所、赤松を説き伏せてもなお怖がって信長に会おうとしない赤鼻小寺。こんな主君はもうマジで見限れよ。しかしここで意外な援軍が。摂津国主の荒木村重だった。半兵衛が赤鼻説得に苦労しているとみるや信長に手助けを要請。信長が村重に命じて大軍を率いて赤鼻を脅しに来たという。効果覿面だったが、ここまでしないとダメな小物小寺を官兵衛はいつまで助けるんだ?
と思いきや、半兵衛も同じようなことをさらっと言う。「いつまで頼りにならぬ主君に振り回されるおつもりか?」 実は官兵衛も内心は思ってたんだろうな。図星だからこそ、あのうろたえようだったのかと。
かくして、播磨三大勢力が織田家についたことで他の中小勢力も織田方になびいていき、官兵衛の読み通りに進んでいく。さすが官兵衛。
本願寺十一世法主・顕如、ついに起つ!
石山本願寺に一向宗門徒が結集し、親鸞の子孫で本願寺十一世法主の顕如がついに覚悟を決めた。信長と一向宗の対立は第6話「信長の賭け」で描かれた信長包囲網ですでに明確化していたが、毛利が京を追放された足利義昭が迎え入れて織田家との対立を明らかとしたため、その毛利を後ろ盾とする本願寺もまた織田家との対立が必至となった。この辺りから織田家と毛利家・本願寺の対立が本格化を極めていくことになります。
石山本願寺はその名の通りお寺なんですが、それと同時に城の役割も担っており、堀や石垣などで固められていたようです。実際、織田も攻めあぐねるほどの難攻不落の名城で、石山本願寺城とも呼ばれたり。後に織田家との講和で石山本願寺を明け渡すことになりますが、その明け渡しの最中に建物に火がつき全焼してしまいます。
ちなみに京都に行くと駅の正面方向、烏丸通り沿いに東本願寺(真宗大谷派、正式名称は真宗本廟)があり、その西方向、堀川通沿いに西本願寺(浄土真宗本願寺派)があります。どちらもすごく大きくて目立つんですが、顕如の子の代で本願寺が東西に分かれたんですね。
なお、東京都中央区にある築地本願寺(これも結構でかい)は浄土真宗本願寺派で西本願寺の直轄寺院です。東京都台東区にある東本願寺は真宗大谷派から独立した浄土真宗東本願寺派です。