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NHK大河 軍師官兵衛 第11話「命がけの宴」感想

今週は宇喜多直家、高山右近が登場!

陣内孝則の腹に一物ありそうな雰囲気がなんとも策謀家直家にマッチしてましたね。

高山右近の生田斗真は『土竜の唄』での全裸ボンネット映像のイメージが強すぎるwww



NHK大河ドラマ 軍師官兵衛 一



今回初登場の宇喜多直家について

備前の戦国大名にして謀略家。幼い頃、祖父が暗殺されて父興家と共に放浪の身となる。成人後は浦上家に仕えるようになるが、策謀の限りを尽くして独立に成功している。第5話「死闘の果て」で描かれた青山・土器山の戦いでは龍野赤松側に立っていたが小寺家や黒田家と直接敵対していたワケではなく主君浦上家からの独立を狙った行動でした。しかしこの時は龍野赤松が負けてしまい、後ろ盾を失った直家は浦上家に屈しました。

主君を裏切ったのに何故か赦された直家は今度は毛利の力を借りて独立に成功する。血も涙もない謀略家で、正攻法で勝てなさそうな相手には自分の娘や姉妹などを嫁がせて油断させて寝首をかく戦法(?)を得意とする鬼畜大名としても有名。

浦上家家臣時代の話なのでドラマではすでに終わっているエピソードですが、義父(正室の父)の中山信正を毒殺したり、祖父の仇である島村盛実も謀殺したり、難攻不落の龍口城に対しては城主の趣味の「男」を送り込んで寝首をかいたりしたんだとか。

そして秀吉の中国攻めの際は当初毛利側として戦うも、後に織田側に鞍替えして毛利と対峙したりしている。そしてその戦いの最中に病死している。

子の秀家は有名ですね。あの豊臣家五大老の一人。異例の若さで大老となっているが、これは絶世の美女として知られる直家の継室で秀家の母でもある円融院が秀吉に寵愛されたことも一因らしく、元服の際には秀吉から「秀」の字を与えられて秀家と名乗るようになっている。秀家はその後関ヶ原の戦いにて西軍最大兵力の副将格として参戦したが敗戦。周囲の懇願で死罪を免れるも八丈島への流刑という激動の人生を歩んでいる。

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もう一人の初登場、キリシタン大名の高山右近について

生田斗真、顔が綺麗すぎるwww

高山家は三好長慶に仕える摂津国の国人領主だったが、戦国の混乱の中、幕臣和田家に仕えることになった。その和田家との諍いで暗殺されかけるも逆に和田家を追放して高槻城主となり、信長から摂津一国の支配権を得ていた荒木村重の与力となる。ちなみにドラマで出てきた右近の首の傷だが、これは和田家との斬り合いの際にできたもの。ろうそくの火が消えて真っ暗になった乱戦の中で右近の家臣が誤って斬ってしまったらしい。首を半分ほど切断する重症だったが奇跡的に一命を取り留めたという。首半分ってマジかよ ( ;゚Д゚)

その後、例によって荒木村重が織田を裏切ると右近は何とか村重を説得しようとする。しかしその一方で織田信長が魔王っぷりを発揮して、投降しないとキリシタンを殲滅すんぞぉ ( ゚Д゚)ゴルァ!! と右近を脅しにかかる。村重には家族を人質にされ、信長にはキリシタンを人質にされるという板ばさみで困った右近は高槻城を捨てて、身一つで織田信長に投降したという。この右近の離脱がきっかけで荒木村重の反乱は力を失っていく。なお、右近は信長に許されて高槻城主を安堵された上、2万石から4万石に加増されるという厚遇を受ける。あと村重も優しいやつなんだよな。右近が離脱したけど家族には手出ししなかったんだよ。(´;ω;`)

キリシタン大名として有名な右近だが、居城だった高槻城付近の領民は右近の影響でほとんどがキリスト教徒となったと言われている。後の秀吉によるバテレン追放令でも棄教せずに大名としての地位を返上したり、家康によるキリシタン追放令にも屈しないでマニラへの国外追放を受け入れたりと、とにかく熱心な信者だったようだ。

右近は茶人としても超一流で利休七哲にも名を連ねているが、この七哲に荒木村重ら3人を足して利休十哲と呼ぶこともあるらしい。信長の死後、村重が茶人として復活するんだが、多分茶会とかで右近と村重が会ったりしてるんだろうなぁ。どんな感じだったのか気になるな。


鬼武者Soul版 高山右近
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命がけの宴ってこっちかよwww

てっきり直家との毒盛り会談が「命がけの宴」だと思ってたら違いましたwww

信長の命令で越後の上杉謙信と対峙している柴田勝家の応援にかけつけた秀吉だったが、勝家との意見の相違で無断で兵を引き上げてしまった。信長の命令に背いた秀吉は死を覚悟したらしく、どうせ死ぬなら面白おかしく楽しんでから死のうと、そして信長に逆心などないことの証にどんちゃん騒ぎをしていた。

▼どんちゃん騒ぎ中の秀吉 とっても楽しそうwww
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結果はお咎めなし。つーか、俺に言わせれば信長の命令で馳せ参じた秀吉の意見を全く聞かない柴田の方に問題ありだと思う。あの髭の野郎、掛かれ柴田だか何だか知らんが、喧嘩っ早くてムカつくんだよな。(`・ω・´)



戦国ってもしかして美女だらけなのか?

上でも書きましたが、宇喜多直家の継室、円融院は絶世の美女と言われてたらしいです。

一説によるとその美貌で宇喜多直家や豊臣秀吉を虜にしたとか言われています。確かに宇喜多家のポテンシャルから考えて秀家の出世スピードは異例じゃないかと思う。何か超法規的措置が入ったと考えても不思議じゃないですね。


鬼武者Soul版 円融院
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しかし戦国時代って絶世の美女が多すぎる気がする。まぁ、絵しか残ってないし何とでも言えるよな。桐谷美玲が演じてる荒木村重の正室だしも絶世の美女って言われてるし、他にもお市とその娘の茶々姫、お市の妹であるお犬も美人だったらしい。悲運の美女細川ガラシャに悲劇の美少女駒姫もいる。それから秀吉お気に入りの側室、京極竜子とかも絶世の美女って言われてる。

あれ? 茶々も秀吉の側室だし、円融院も直家の死後、秀吉が側室にしたって話だし、京極竜子もか。こうやって見てみると秀吉絡みが多い気がするなwww

何にしても「絶世」の意味を考えるとおかしいよね。(´・ω・`)

絶世(ゼッセイ)とは - コトバンク
世に並ぶものがないほどすぐれていること。「―の美女」


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