先週の話になっちゃうんだけど、NASAが「地球とよく似た惑星みーっけ!」とか言ってます。
Kepler-186f という惑星らしいんですが、これが地球から500光年のところにあるんだとか。
生命が存在する可能性のある地球サイズの惑星が発見される - GIGAZINE
地球から500光年離れた太陽系外で初めて、ハビタブルゾーン内に水が液体として存在する可能性を持つ惑星「ケプラー186f」が、ケプラー宇宙望遠鏡によって発見されました。
ウィキペディアによれば、地球から観測可能な宇宙の広さは全方向に465億光年だそうです。
そんな超絶広い宇宙の中で、500光年なんて局地的な話になるワケでして、そんな局地的なところに地球と似たような惑星が見つかったってことは、これはもう宇宙全体で考えたら地球みたいな惑星がいくつあんだよって話になるワケです。はい。
そんだけたくさん地球っぽい惑星があれば、その中で生命が生まれた惑星もたくさんあると思うんだよね。ないワケがない、みたいなね。
人類はかつて、地球を中心にして宇宙全体が回っていると考えていました。いわゆる天動説ってヤツですね。そこからコペルニクス的転回を経て、ガリレオさんが大変な目にあったりして、人類はようやく地動説にたどり着きます。さらにハッブルさんの宇宙観測により、宇宙は膨張していることが分かり、アインシュタインさんとかの天才的発想も加わって、宇宙には特別な場所はない、という考えが出てきました。
そう、宇宙には特別な場所はないんです。あったとしても自分たちがいる場所が特別だと考える方が不自然でしょ。そう考えればやっぱり生命が生まれる星なんて宇宙のあちこちにあってもおかしくない、いや、むしろ地球だけに生命が生まれることの方が不自然なんですね。
天の川銀河には約3000億個の恒星があるらしいです。そして地球から観測できる銀河の数は7兆個以上らしいです。もうね、そんだけ星があればいない方がおかしいっての。こんなにあってもヒットしないのは屋台のくじ引きくらいなもんでしょ。
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