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エボラ騒動、新たなステージに突入か・・・(((゚Д゚)))

西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3ヶ国で流行しているエボラ出血熱。

懸念されていたナイジェリアでも2人目の感染者が出ました。

つーか、これもう西アフリカだけの問題じゃなくなってきたぞ。

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先月末、ナイジェリアでリベリアからの渡航者が到着直後にエボラを発症し、治療の甲斐なく亡くなりました。

死亡したのはリベリア系アメリカ人のソイヤー氏で、まあ当たり前の話なんですが、本人も周囲の人も彼がエボラ感染者とは知らなかったワケで、その後の感染拡大が懸念されてました。ソイヤー氏と同じ飛行機に搭乗していた人たちのその後も追いきれてないみたいで、かなり不安な状況なんですね。

んで、今回、ナイジェリアでソイヤー氏の治療に当たった医師がエボラを発症したということで、ナイジェリアでの感染拡大の可能性が一層強まってきた、と言われています。

さらに今回の騒動の場所、ナイジェリアのラゴスはアフリカ有数の巨大都市として知られており、これまでの3ヶ国での流行とは別次元になったといえます。

CNN.co.jp : ナイジェリアの医師もエボラに感染、死亡の米国籍男性を治療





さらにこんなニュースも。。。

エボラ熱の新たな米国人感染者か、NYの病院で男性検査 | Reuters

エボラ熱の新たな米国人感染者か、NYの病院で男性検査
2014年 08月 5日 07:43

 [アトランタ 4日 ロイター] - 米ニューヨークのマウントサイナイ病院は4日、エボラ出血熱の感染が疑われる男性患者を検査していることを明らかにした。エボラ熱が流行している西アフリカに渡航歴があるという。

 病院によると、男性は高熱のほか、胃腸に異常がみられ、隔離された状態で検査が行われている。米国人の感染者はこれまで、人道支援活動に当たっていた医師と宣教師2人の感染が確認されている。

※全文はソースにて


まだエボラと決まったワケじゃないので何とも言えないけど、ナイジェリア・ラゴス経由での感染拡大の可能性も否定できない状況なわけです。もしそうだった場合、世界規模での拡大の可能性もあるだけに事態は深刻です。


香港でもエボラの可能性がある女性患者のニュースがありました。一応陰性という追加報道がありましたが。。。あと前にも書いたけど米国人感染者2名が帰国してジョージア州アトランタの大学病院で治療を受けてたり(うち1人はマップ・バイオファーマシューティカル社の未承認薬で状態が改善したとか)、それから9月にはエボラワクチンが人間に実験的に投与されるとか、今までにないニュースが飛び交っています。

CNN.co.jp : エボラ出血熱のワクチン、9月にも人間に投与実験 米国 - (1/2)



もうなんか西アフリカだけの問題じゃなくなってきてますね。つーか、ここまで拡大する前に何とかならなかったものか、とか思ったりもしますが、ここまでの事態になったからアメリカが重い腰を上げたような気もしたり、なかなか複雑な状況かと。


あとエボラ出血熱のワクチンって聞いただけでめちゃ怖い。ワクチンって弱めた病原ウイルスや細菌を注射して予防したりするやつなので、無毒化されてるって言ってもエボラウイルスを体内に入れるワケなんです。万が一のことが起きたらと思うと予防のために打つのは勇気がいります。まぁ、エボラ発症したら藁にもすがる思いでワクチンに頼りそうだけど、いろいろ考えてしまうなぁ。


何となくですが、エボラ騒動も新たなステージに入った気がします。

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ギニアで発生している謎の病気がきがかりすぎる・・・(´・ω・`) - おれブログ
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