脳筋息子長政の暴走で終わった前回の続き。
果たして長政くんは無事なのか、、、って言っても史実で明らかなワケで、別に気にもならんw
それよりもここにきて話を引っ張るなぁ、って思った。まさか宇都宮家とのいざこざを3週連続やるとは、、、(;´・ω・)
宇都宮鎮房の罠にはまり討ち死に寸前に追い込まれる長政
いやぁ、まさかひっかかるとはね。
長政脳筋部隊> 門が開いてるぜ! 鍵閉め忘れてやんのw バカじゃねーのwww
ったく、、、 馬鹿はお前だ、、、(´・ω・`)
しかもこんな細い道で一番先頭ってほんとバカすぎる。まぁ、実際かなり前に出ちゃうタイプだったらしいです。さすがに先頭はないとは思うけど。
あの川口浩隊長ですらカメラマンと照明さんの後に洞窟に入ったというのに、、、 あ、一応馬を引いてる人がカメラマン的な人かもしれんがw
そして予想通り潜んでいた宇都宮軍に襲われ、、、先週出てきた大野小弁ら多大な犠牲を払って討ち死に寸前で官兵衛の元に戻ってきました。
官兵衛めっちゃ怒ってましたね。でもなんだかんだ言っても挽回のチャンスを与えます。なぜ負けたのか頭を冷やしてしっかり考えて、その上で自分で城井谷攻略の策を立てろと。うむ、アメとムチですな。
宇都宮鎮房の謀殺
ドラマでは秀吉の命令ってことになってましたね。
実際のところ鎮房謀殺の首謀者は誰だかよく分かってないんです。なので大河ドラマが主人公を悪く描くはずもなく、こうなることはある程度予想してました。
まぁ、この際だから徹底的に官兵衛をブラック化させてもいいと思ったんだけど、やっぱりこの時期は秀吉がどんどんおかしくなってくので、いろいろ秀吉のせいにしちゃうのがドラマ的にはいいのかな、とは思う。
しかしこんなに顔に出ちゃってたら騙し討ちにならんでしょw 鎮房もめっちゃ怪しんでたし。
しかも斬りかかるまでの段取りが悪すぎw 側近が緊張のあまり酒をこぼしてたけど、あれは一応そういう話も伝わってるみたいです。なんかで読んだことある。あと長政の「肴を」を合図に家臣が斬りかかるのも読んだことあります。俺が読んだのは確か家臣は隣室に潜んでて「肴を」の合図で乱入してくるって話。一回目の合図は聞こえず、もう一度合図を出したとかって話だったような。。。
城井神社と一子相伝「艾蓬の射法」
ドラマでは描かれなかった宇都宮鎮房のエピソードを2つほど書いておきます。
1つ目は城井神社。本編後の紀行でやってましたね。謀殺しといて守護神に祀ってるとか虫がよすぎると思ったけどw
豊前宇都宮家は城井の姓を持っており、鎮房も城井鎮房の方が有名だったりします。この辺りは本家である下野宇都宮家との区別もあるのかもしれませんが。
官兵衛は、秀吉の命とはいえ、この鎮房を謀殺してしまったことを深く後悔して、居城となる中津城内に鎮房の霊を祀る城井神社を創建したのだとか。
もう1つが「艾蓬の射法」
滅ぼされた城井氏(豊前宇都宮氏)には「艾蓬の射法」という弓術儀式が代々受け継がれてました。元々は神功皇后の朝鮮出兵の故事にも遡る由緒ある儀式で、戦勝祈願で重用されてきたと言われてます。そして何よりすごいのが一子相伝だということ。北斗神拳かよ、、、
そんなわけで当時の当主である鎮房が死んだことでこの由緒ある「艾蓬の射法」も途絶えてしまったのでした。
後にそのことを知った秀吉が大変後悔することになるんですね。自身の朝鮮出兵の際に、神功皇后の朝鮮出兵の故事にあやかろうとしたわけですが、城井氏遺臣も儀式の詳細を知らなかったためできなかったんです。なんたって一子相伝だからね。
それにしても当主の不慮の死とかも普通にあった時代なのに、よく一子相伝で代々受け継がれてきたよなぁ、と思ってしまう。実は何回か途切れたんだけど、適当に儀式を捏造して伝わったことにししてないだろうか、とか穿った見方をしてしまう。一子相伝なら捏造してもバレないはずだし。
宇都宮鎮房の娘、鶴姫
誰かと思ったら市川由衣でしたね。
人質となって黒田家に来た時はツンツンしてたけど、徐々に黒田家に馴染んでいい感じになってました・・・
でも今回の鎮房謀殺の後、立場が危ういことになります。(´;ω;`)
同じく人質として黒田家に入っていた鎮房の息子朝房は官兵衛に暗殺されるんですが、この鶴姫はちょっと微妙。
侍女十数名と共に磔にされて処刑されるってのが定説なんですが、官兵衛が秀吉に嘆願して助命され、尼となったって話も目にします。ドラマではどうなるのか、、、 なんか来週の予告では又兵衛が鶴姫に接触してるように見えたんだけど、まさか逃がしたとかはないよなぁ。
ひさびさに出てきた麻呂軍団www
あと秀吉もいよいよおかしくなってきましたね。
逆らうやつは許さないとか、余裕なさすぎだよなぁ。これも全部コンプレックスのせいなんだろうけど。
そんなコンプレックスの塊がとうとう出自捏造に走りました。これは実際そういう記録が残ってるらしいですね。
今回笑えたのは久々に登場した麻呂軍団相手に自分の祖父は萩の中納言で、父はやんごとないお方だとか言っちゃう秀吉。ここはNHKの精いっぱいのギャグなのかな? この辺の演技は竹中直人の真骨頂ですねw
それを聞いたおねは尾張の山猿と一笑に付してましたが、利休いわく秀吉の言うことに異を唱える者はこの国にはもはやいないと。。。
次週以降、秀吉の暴走がさらに加速しそうです。あ、それから先週はスルーされるって書いちゃった佐々成政の切腹沙汰ですが、これはちゃんとやるみたいですね。
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