おれブログ

インターネット業界の片隅にいる40代のオッサンによる雑記系ブログです。

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エボラ騒動、相変わらずいいニュースが入ってこない・・・(´・ω・`)

当ブログでも3月下旬の発生から追ってきているエボラ出血熱

相変わらず好転のニュースはなく、ただただ混乱しているという状況。

米国から3000人の治安部隊が投入されるらしいですが、焼け石に水というか返って現地の反感を買って混乱が深まりそう、、、という不安の方がでかいっす。(;´・ω・)


ホット・ゾーン〈下巻〉




隔離施設を襲撃して感染者を逃亡させたり、若者が海水飲みまくって死んだりと、現地の人たちの知識不足や教育不足については再三言われてきたワケですが、ここにきてまた驚くべきニュースが。

なんと、エボラの啓発活動をしてきた人たちが現地の人に襲われ殺害されたとか。同行していた記者まで巻き込まれ、犠牲者は8人に上るとのこと。しかも


http://sankei.jp.msn.com/world/news/140919/mds14091914330002-n1.htm


もうね、、、なんつーか、こちらの常識は全く通用しない相手だってことを理解しとかないとダメです。勇気を持って命がけで救済に来てくれてる人たちを完全に敵視してますもんね。

彼らにとっては医師よりも呪術師の言うことの方がもっともらしく聞こえるのかもしれん。だとすると西洋諸国からやってくる医師団や宣教師、啓発活動家らは攻撃対象でしかないワケで。

それでも、それを分かった上でこういった環境に命がけで飛び込んでいく人たちがいるんですね。俺には無理だ・・・




海水飲みまくって死んじゃった話に近いんですが、今度はエボラ回復者の血液が効くらしい、という噂が広がっているらしいです。

確かに回復者の血液にはエボラウイルスの抗体ができていて、それが効きそうってのは何となくわかる。インフルエンザの予防接種も抗体を作ることで感染予防してるので、エボラについてはまだ科学的な証明はないらしいですが、それでも何となく効きそうだし、すがる気持ちは分かる。

けど、怖いのは回復者の血液を求める動きが活発化して、回復者自身が狙われるんじゃないか、ってこと。先に書いたように啓発活動をしていた人たちが襲われて殺されてしまう程の状況ですからね。回復者を襲って、直接血液飲もうとする輩が出ても不思議じゃない。(((゚Д゚)))

次なる惨事につながらなければいいが、と切に願うばかりです。


CNN.co.jp : 闇市場で回復者の血液探す感染者、WHOが警告 エボラ流行



ちなみにこの手のニュースが流れると、もう無理だから国ごと焼き払えみたいな意見が必ず出てくるんですが、核爆弾使っても完全に焼却しきるのは難しいみたいっす。国土も広いし、更地ってワケでもないからね。

前回のエボラ関連エントリーでもチラッと書きましたが、映画『バイオハザードII アポカリプス』でウイルスが蔓延した街を核爆弾で丸ごと消し去ったんですが、街一つならいけるのかな? でも今回のエボラは国レベルの蔓延だしね。ギニア、リベリア、シエラレオネの3ヶ国合わせた面積は日本の国土より広いです。




ホット・ゾーン――「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々
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Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 9/16号 [感染症 新たなリスク]
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阪急コミュニケーションズ (2014-09-09)