天下人秀吉が虚しい最期を迎えました。
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 難波のことも 夢のまた夢」
熊乃助が海難事故で死亡
如水の次男で長政の弟でもある熊乃助が亡くなりました。
太兵衛の嫡男吉太夫と共に密かに朝鮮に渡ろうとしての海難事故でした。
息子がついていながらと平伏する太兵衛、逆に家臣を巻き込んですまないと詫びる如水。お互い大事な息子を亡くして辛い時だが、やはり相手への気遣いは必要だよなぁ、と思った。
これを見ながら新婚夫婦の落とし穴死亡事故で遺族同士が裁判やってたニュースを思い出してしまった。(;´・ω・)
夫は分かっていて落ちた?「落とし穴死亡事故」の裁判で新事実が判明 - NAVER まとめ
長政と糸の間に生まれた子
先週書いたように長政と糸はこの後離縁することになるんですが、二人の間には一人娘がいました。
それが今回生まれた菊姫です。
いつの間にか妊娠してたのかよ、とかってツッコミは当然あるんですが、朝鮮行く前に、、、ってことですかね。
この菊姫は母親の糸が離縁という形で黒田家を去るのですが、この時まだ4歳だったとか。この糸との離縁がきっかけで黒田家と蜂須賀家の150年に渡る不通大名となるので、このまま母娘は会えずじまいだったわけですね。
ちなみにこの菊姫は黒田家の重臣、井上九郎右衛門の嫡男の正室として嫁いでいます。
秀吉と如水の最後の会話
何か突然思い出したかのように官兵衛を呼べとか言いだす秀吉殿下。
おいおい、今朝鮮に行ってるんだけど (;´・ω・)
つーか、秀頼ガー秀頼ガーばっかで朝鮮の事なんて忘れてそうで怖いw
どのくらい時間かかったのか分からんけど、如水は何とか帰国して秀吉に会いに行きました。
秀吉のボケっぷりからすると、自分が呼んだことすら忘れてて、また無断帰国しやがったとか、蟄居しろ、とか無茶苦茶言いそうで怖いwww
まぁさすがにそんな事はないどころか、なんか秀吉が如水に、立派な天下人になれずにすまなかった、みたいな感じで詫びてた。これはちょっとあり得なさすぎ(;´・ω・)
位人臣を極めた秀吉の最期
日本の歴史上、稀にみる立身出世を成し遂げ、最高位関白にまで上り詰めた豊臣秀吉がこの世を去りました。
秀頼が生まれずに、あのまま秀次に豊臣の天下を託していた方が多分幸せだったんじゃないかなぁ。
結局は秀頼が泣き所になってしまった感じがすごいするからね。
秀頼体制を整えるための苦肉の策、五大老五奉行の合議制も家康が圧倒的な強さだし、唯一対抗できそうな前田利家も年齢的に厳しい。 あれ? そういえば前田利家は出てこないんだな。
結局秀吉は秀頼の心配だけして死んでいきましたね。位人臣を極めた秀吉にしてはあまりにも虚しくて儚い最期でした。
難波のことも夢のまた夢 (´・ω・`)
いよいよ最後の戦いへ!
最後のシーンで如水が善助に「忙しくなるぞ。天下は再び乱れる」と言ってましたね。
いよいよ最後の勝者を決める決戦が近づいてきす。
如水はどう動くのか。どうやら関ヶ原のどさくさで天下狙うストーリーになるとか。
軍師官兵衛、やはり関ヶ原のどさくさまぎれに天下を狙う展開らしい - おれブログ
まぁ、あの暴君がいなくなって、やっと自由に戦えるわけですからね。ここは思う存分やってもらいたい。
もう天下泰平を誰かに委ねるのはダメだと、自らが天下を取って平和な世の中にしないとダメだと、そんな風に考えるのかもしれません。
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