おれブログ

インターネット業界の片隅にいる40代のオッサンによる雑記系ブログです。

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人間力とか年賀状力とかじゃなくて、やっぱ年賀状って大事だわ

今年もたくさんの年賀状を書き、そしていただきました。

年賀状力とワケの分からんCMには正直辟易したけど、年賀状の必要性を再認識したやり取りがありました。

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メールやLINEがあるのに年賀状って必要???

みなさん、年賀状って出してますか?

俺は一時期、疑問に思ったんです。年賀状を出すことに。

もちろん新年の挨拶は大事だと思うんだけど、メールやLINE、SNSとかで普通に連絡取れるので挨拶ならそっちでも十分かと思ったわけですね。

でも毎年相手からもいただいてるし、一方的に止めるのも何か難しい。。。 まぁ、このままでいいか、といった感じで今に至っています。


年賀状のありがたみを感じた今年

そんなこんなで年賀状を出し続けてる俺ですが、今年、やっぱり年賀状って大事かもなぁ、と思い直した事例がありました。

友人からの年賀状なんですが、その友人がスマホをなくしてしまって俺のメアドが分からなくなってしまったとか。なので、そちらからメールしておくれ~、と書いてありました。自分のメアドを添えて。


最近はメアドも電話番号も全てスマホだけで管理してるって人も多いかと思います。

そんな時にスマホのデータが全て飛んでしまうと、もうヤバイ。。。(´・ω・`)

年賀状のステマってわけじゃないけど、年賀状なら少なくとも1年前の相手の住所は分かるので、それを頼りに何とかすることが可能なんですね。


日本郵政がマズい方向に頑張っちゃってる

こちらの記事でも書かれてますが、日本郵政のCMがマズい方向に頑張っちゃってます。これは確かに酷い。。。(;´・ω・)

日本郵政の年賀状CMが、悪質すぎる件。 - ブログ名(未定)


こんな酷いのが社内で却下を食らわずにそのまま世間に垂れ流されちゃうことが、今の年賀状の衰退にもつながってるのかもしれないですね。

年賀状には年賀状のいいところがあるはずなんですよね。

ネットにはない年賀状のいいところ。

そういうところを前面に出していかないと、誰もついてこないよ。



俺が思うに、これってデジタルとアナログの関係に近いと思うんです。

デジタルはすごい便利だけど、全く使えなくなってしまうリスクがある。アナログは普段は少し不便なんだけど、ちょっとやそっとじゃ使えなくならない。

例えば写真。デジカメの写真は水没やHDDの故障でデータがなくなれば見られない。けどアナログデータ、例えば印刷した写真とかは多少水に濡れても何とか見られるし、少しくらい破れても貼り合わせれば見ることが可能。

東日本大震災の津波で流されて汚れてしまった写真を復元するというプロジェクトとかがいい例だと思います。こちらの富士フィルムのやつとかね。

写真でつながるプロジェクト : 写真・アルバムに関するご質問と対処法のご案内 | 富士フイルム




確かに年賀状は大人の嗜みという考え方があるのは分かります。年配の方とかね。

でも、この日本郵政のCMはターゲットが若者なんだから逆効果でしょ。

新聞の発行部数だって激減している今の世の中で、生半可な考え方では年賀状の衰退は止められないと思う。

年寄りの理論じゃなく、若い人たちにも本当に必要だと思わせるような方向のCMにしていかないとダメなんじゃないかな。