先週5/30(土)の小笠原付近震源の地震。
マグニチュードのデカさと震源の深さでどう評価したらいいか分からん地震でした。
直接的な被害はなかったものの鉄道主要路線での遅れや六本木ヒルズのエレベータ停止なんかもあって週明けも話題になってました。
そんな中、ツイッター等で言われてたのが緊急地震速報が来なかったって話。
緊急地震速報は震度5弱以上が予想される場合に通知されるってのはよく言われてますが、今回はその制限ではなく震源の深さが関連してました。
現在の技術では深発地震と言われる震源地が深い地震への適用は難しいらしい。確かに最初の振動から即座に震度を予想してるワケで、そう考えると震源地が深いと地質も変わるだろうし誤差とか多くなりそうですよね。
中には空振りでもいいから速報出せよっつってる人もいるけど、実際空振りが増えると信用されないオオカミ少年システムになってしまう可能性もある。
こういった話が出るってことは、すでに緊急地震速報が頼りにされてるってことでもあるんだが、なんか期待がでかくなりすぎな気もします。
ツイッターでも緊急地震速報が鳴らないから大丈夫だと思った、みたいなこと書いてる人が結構いてビビったんだけど、どんなシステムにもバグは潜んでるし、今回みたいに技術的な障壁で対応しきれないこともあるわけでシステムが完璧ってことはないんです。
命に関わるからこそ、最後の判断は自分でしないと後悔するし、最悪後悔すらできなくなりますよね。
俺はIT系開発の仕事をしてるせいか、システムって基本的に信用できないんだよね。
ATMから出たお金や自動販売機の釣り銭も毎回きっちり数えちゃうし、カーナビのルート検索もあんまり信用してない。
んで、緊急地震速報も個人的にはあんまりアテにしてなかったので、今回結構アテにされてて意外に思ってました。
まぁ、アテにするのはいいと思うけど、やはり最後は自分で判断しなくちゃね。
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