先週の日曜日、千葉県北部の田んぼにお邪魔し、自然鑑賞をしてきました。
年に数回訪れる知り合いの田んぼなんですが、ここは生き物がたくさんいて飽きないです。
稲の生育状況
この田んぼは毎年GW明けくらいに田植えをしています。なので田植えから1ヶ月半くらいってところですかね。青みが濃くなっていて元気そうでした。
この後も定期的に草取りをしつつ、夏には中干しといって田んぼから水を抜き、土を乾かします。素人的には真夏の炎天下にカラッカラにするなんて、って不安になるんですが、大事なことみたいです。奥が深いっす。
畦道に咲いていた花
今回は草取り直後だったこともあり、雑草はそれほど多くなかったです。
タイミングによっては雑草がすごいことになっていてメッチャ不安になることもあります。
それでも畦道の方は雑草が賑わっていて、見慣れた花が咲いていました。
まずはこちら、ツユクサ!
小さいけど色鮮やかで印象的な花。見た目はか細いですが、茎が枝分かれして根を張りながら横に広がっていく厄介な雑草なんです。
次がこちら、カタバミ
こちらもメジャーですね。そしてこちらも抜いても抜いても地下茎から増えてくる厄介な雑草。見た目は鮮やかできれいなんだけどね。
いよいよ生き物観察!
というわけで、生き物の方を見ていきましょう。
まず田んぼ脇にある水路の方ですが、写真は撮ってませんがメダカ、フナ、ザリガニがたくさんいました。それとチチブ(ヌマチチブかも)もいました。時期によってはタイリクバラタナゴとかタモロコもいるんですが、この日は見当たらず。自然の生態はよく分からんです。
その他、写真にとれた生き物たちを紹介します。
まずはオタマジャクシ。真ん中あたりにいるんですが見えますかね。よーく見ると足が生えてます。
つづいてアメンボ。飴のような甘い匂いを出すのが名前の由来らしいんだが、俺はそんな匂いを嗅いだことないっす。
こちらはコシアキトンボ。前身黒いんだけど腰だけが空いたように白いことからこの名前がついたとか。
こいつはよく飛び続けます。水辺を行ったり来たりして、とにかくずっと飛び続けてる。疲れないのかな、と思うくらい飛び続けてます。止まった時の写真が撮りたいだけど無理っぽい。
写真は分かりにくいんですが、画面中央の右下寄りで飛んでいます。
続いてカエルなんですが、アマガエルとツチガエルがたくさんいました。どちらもオタマジャクシからカエルになったばかりで小さかった。
こちらアマガエル。オタマから成体になりたて。体長は1センチくらい。
そしてこちらがツチガエル。もっと大きいのもいたんですが、すぐに逃げてしまい写真獲れたのはこいつだけ。こちらもオタマからカエルになりたてですね。
この田んぼでは、秋の稲刈り後はトウキョウダルマガエルなんかも見られるので、もしかしたら大きくてすぐ逃げてたカエルたちはツチガエルじゃなくてトウキョウダルマガエルかもしれません。
あと田んぼのあちこちにこんな穴が空いてました。多分ザリガニかな。
続いて昆虫編。
まずはベニシジミ。蝶は他にキタキチョウ(よく見かける黄色い蝶です)とアゲハ(種類は分からなかった)を見かけました。
そして出ましたw 昆虫界最強のアサシン、シオヤアブ!!!
あのスズメバチやオニヤンマを一撃で仕留める暗殺者です。この時もしばらくじっとしてたので獲物がくるのを待っていたんでしょうか。ちなみにこいつはお尻の先が白いのでオスですね。
あと、赤いショウリョウバッタモドキがいました。稀にこういう色のバッタがいるらしいです。こういう出会いがあるから自然鑑賞はやめられないですね。
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