ツール・ド・フランス2015は第16ステージを終えました。
結局フルームが依然として総合首位をキープしており、このまま決まるんじゃないかな、というのが率直な感想です。
でもまだ分からない!
2回目の休息日を経た22日からいよいよアルプス山岳4連戦。ここでの逆転も十分あり得ます!
ただし、今年のフルームは強いですが。(´・ω・`)
▼第16ステージ優勝のプラサ選手
第16ステージ結果
2級山岳マンス峠をクリアした後、ゴールまで残り12kmの超絶ダウンヒル。細くて曲がりくねっているため、ヒヤっとするシーンも何度かありました。いや、完全にコースから外れて少し下に落ちてしまった選手もいたんだった。バイク乗り換えでレースに戻れてましたが。
でもあれですね。今年は上りフィニッシュが多い印象なので、こういう下りで終わるステージはなんか新鮮です。
さて、この第16ステージを制したのはランプレ・メリダのルーベン・プラサ選手でした。サガンはダウンヒルで必死の追い上げを魅せましたが、今年5回目の2位。うーん、勝ってほしかった。。。
黄色ジャージはフルームがそのままキープ。強いなぁ。
そして山岳賞もフルームがずっとキープしています。ジャージ自体は繰り下げでホアキン・ロドリゲスが着用で、こちらもずっと着用してますね。
スプリントポイント賞の緑ジャージはサガンがキープ。サガンはこれで全16ステージ中、2位が5回、3位4位5位が2回ずつ、、、 さらに途中のスプリントポイントもしっかり稼いでいます。
昨年に続いてステージ優勝なしの緑ジャージが現実味を帯びてきましたが、これだけコンスタントに走れるのも強さの証拠ですかね。
ニバリがやっと目覚めた!
今年は少し不調っぽかった昨年覇者ニバリですが、今日のアタックは強かった。昨年の強い走りを思い出させるようなアタックでした。
フルームから取り戻したタイムは28秒と遅れからすると少ないですが、アルプス4連戦の前にこの強さを見せられたのは良かったんじゃないかと。
これで休息明けが楽しみになりました。
▼ニバリがアタック(上部の影のあたりにいる水色の選手がニバリ)
▼コンタドール、フルーム、キンタナが仕掛けあった直後の絶妙なタイミングで抜け出しました
4強のタイム差は?
というわけでニバリが28秒縮めたものの、フルームの持ちタイムはかなりあります。
こんな感じで相変わらずフルーム優勢というのは変わりません。
一迅社 (2015-07-27)
売り上げランキング: 856
売り上げランキング: 10,404
集英社 (2013-08-23)
売り上げランキング: 415,785