おれブログ

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長野県松本市の信州そば堪能記

先日、長野県松本市に行ってきました。いろいろと目的はあったんですが、その一つが本場の信州そばを食べること。

折角だし色んなお店のそばを食べ比べようってことになり、結果的に3日で4食という蕎麦三昧の3日間となりました(`・ω・´)

というわけで、行ったお店を紹介したいと思います。





そば処浅田

まずは有名どころから。松本市深志、NHK松本支局すぐ近くにある超有名店、浅田です。

信州そば漫遊(そば店ガイド)-そば処 浅田 信濃毎日新聞社


11:30開店で売り切れ次第閉店というお店。

現在店主は骨折治療中で、蕎麦打ちが大変みたいです。(´・ω・`)

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開店時間の11:30ギリギリに到着したが特に並んでなさそうだ。

一番乗りか?と思って中に入ったらすでに先客がいて中には食べ始めてる人もw 一体何時開店なんだ?

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店内はとてもきれいで広々としている。有名蕎麦店なので、もっと古い感じを想像していたが、なるほど元ホテルマンが脱サラ開業したお店なんですね。この空間設計はホテルでの経験が活かされてるのかもしれません。

テーブル席はすでに満席ということで、堀座敷に案内されましたがこちらもとても綺麗でした。


そばメニューはざるそばと十割ざるそばときのこそば(あたたかいそば)の3種のみ。さすがは専門店ですね。ここは折角なので十割ざるそばをチョイス。

なお、そばを美味しく召し上がれるように大盛りは提供していないとのこと。うーむ、店主のこだわりですね。

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で、頼んで1分もしないうちに店員さんがお盆を持ってきたときは、まさかの作り置きか??? と不安になりましたが、そば以外のつゆや薬味(ネギ、辛味大根、ワサビ)をお盆に乗せて運んでくれただけでした。

そばができたら最短で提供するための工夫かもしれません。


そして出てきたのがこちら。店主さんは写真なんか撮ってねーでさっさと食えや、とか思ってるかもしれませんが、、、(;´・ω・)

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食べてみると、、、うまい!

そばの味をしっかり堪能するためには、最初はつゆをつけすぎない方がいいです。むしろ最初の一口はつゆなしで麺を数本食べるべきだったかも。

そんなこんなで無言であっという間に食べきってしまいました。



そして〆の蕎麦湯。

これがまたビックリするほど濃くて旨いんです。こんな濃い蕎麦湯は初めてかも。


それと食べ終わってお店を出たら、すでに3~4組が外で待ってました。店内でも2組ほど待ってたので、やはり早めの来店がいいかもしれません。



野麦

浅田で気を良くした俺は、そのままの勢いでダブルヘッダーへと突入w

2店目は野麦。

信州そば漫遊(そば店ガイド)-野麦 信濃毎日新聞社


市街中心部にあるこじんまりとしたお店で、こちらもかなりの有名店ってことで多少並ぶのを覚悟して行ったんですが、平日のお昼時を過ぎていたからか並ばずに入れました。

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店内は少し暗めの落ち着いた雰囲気。外がめっちゃ晴れててまぶしいくらいだったせいか、店内に入った直後はものすごく暗く感じました。

が、それもすぐに目が慣れます。照明をつけてくれたのか?と思うほど目が慣れました。人体の不思議。



そばのメニューは1種類のみ。ただし一人前、大盛り、一人前の半分と量のバリエーションが豊富。

コスパ的には大盛りを頼みたいところなんだが、すでに浅田で一食しちゃってたので、一人前を注文しました。

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浅田同様、まずはそば以外のものが運ばれてきます。

おっと、こちらは小鉢がついてました。切り干し大根と豆の煮物。旨し!

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おそば登場! 写真では分からないんですが、ざるが高床式でカッケー! こちらのざるは、戸隠の渡辺周運さんの作品だそうです。

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肝心の蕎麦ですが、浅田とはまた違う味でした。一口に信州そばといっても味は千差万別。各お店が独自の味を持ってるんですね。

こっちが不安になるほど細い麺なのにコシとてもが強く食べ応えのあるそばでした。大盛りにしないでよかった。。。(;´・ω・)

〆はお約束の蕎麦湯。やはり濃厚でした。ちなみに野麦の蕎麦湯は湯桶ではなく土瓶で出てきます。一瞬お茶だと思ったwww 湯桶に比べると小さいように見えますが容量は結構ありますね。



月の蕎麦

3軒目は2日目のお昼に立ち寄った月の蕎麦。

信州そば漫遊(そば店ガイド)-月の蕎麦 信濃毎日新聞社


松本市街から少し離れていて、松本駅から車で20~30分くらいってところ。

国道143号を信州大学の脇を抜けて北上すると右手に見えるお店なんですが、今回はiPhoneアプリのYahoo!カーナビの案内で向かいました。

が、途中で渋滞回避のためか一本東側の県道284号に回されてしまい、その後大変な目にあいました。

ご覧の通り、こちらの店舗は松本トンネル有料道路の真上にあるんですが、右手からだと思いっきり有料道路の方に案内されてしまいますw

このトンネルに入ると約2.5km先の出口までUターンできず、トンネル出たら料金所になります(´・ω・`)


というわけでやっとお店にたどり着きました!

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店内はかなり広く、テーブル、座敷の他にカウンターまであって、夜は居酒屋的な利用もされている感じでした。



メニューはこんな感じ

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こちらでは田舎蕎麦と更科風蕎麦の両方に対応していました。この分類で行くと浅田と野麦で食べたのは更科風蕎麦だったっぽい。

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今回はランチの定食を頼みました。定食の場合は蕎麦の種類は選べず、田舎蕎麦のぶっかけになりました。

揚げそばの上に魚の南蛮揚げが乗ったのがメインのおかずで、おそばにも合ってとてもおいしかったです。

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蕎麦専門店ではなく宴会料理なんかにも対応する手広いお店なので、観光客ウケは低めかもしれません。

ですが地元の人は蕎麦ばっかりじゃ飽きちゃうだろうし、こういう大きなお店で宴会とか大家族での会食とかをしていたりするんですかね。

あとこのお店は昔は「六助」という名前だったそうです。お盆にも「六助」の文字が彫られてました。すぐ近くに六助池、六助稲荷神社があるので、昔の地名か何かなのかな、と。



手打蕎麦シマ

信州そば堪能記、ラストを飾るのは松本市梓川倭(あずさがわやまと)にある手打蕎麦シマ。

石臼挽きの手打ちそばに甘味も魅力のお店です。

まつもと美味いそば 「手打蕎麦 シマ」 – いただきます、ごちそうさま松本 - 松本市公式観光情報ポータルサイト 「新まつもと物語」



長野滞在最終日となる3日目。この日はさすがに蕎麦はもういいか、という雰囲気もあったんですが、石臼挽きの手打ちそばというところに惹かれて行ってみることに。

またまた松本市街から少し離れて、大糸線の梓橋駅からさらに車で7~8分という場所。松本駅からだと1時間くらい? もう分からないくらい離れてますw

ここまで来ると松本市街からは遠くに見えていた北アルプスの山々もかなり近くに迫ってきます。

普段は山梨が遊び場で、南アルプスがホームグラウンドってこともあり、アウェイ感というか新鮮さがありました。

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それとこの辺りで見かけたこの畑。これ何の畑だろう? そばとは葉の形が違うように見えるんだが、、、 豆系な感じがする。

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というわけで到着! 梓川アカデミア館という美術館・博物館の建物の一角にあり、ちょっとお洒落な雰囲気。写真に写っている犬は番犬ではなく、お客さんの犬です。

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看板も少しシックな感じ。

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メニューはこんな感じで、俺はもりそば一枚半を注文したんだけど、後で分かったのはこのお店のウリはぶっかけらしい。このメニューの裏側に載ってましたw

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たまたまタイミングが悪かったのか、注文してから出てくるまで結構時間がかかりました。その間、何度か石臼を挽く音がゴオオオオッ、ゴオオオオッ、って感じで聞こえてきたんですが、まさかそこから? いや、そう思うくらい待った気がした。

そして出てきたのがこちら! コシがつよくて引き締まってる!

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蕎麦湯も美味しくいただきました。蕎麦湯がやはり濃厚だったんだけど、信州そばの蕎麦湯は濃厚なのが定番なのかな? というか信州そばサイドからしてみたら、ほかの蕎麦湯が薄いんだよ、俺らが本家なんだよ、くらい思ってるかもしれませんが、、、(;´・ω・)


甘味は少し苦手なのでデザートにそばアイスもなかを食べてみました。写真を撮り忘れちゃったんですが。

直径10cmくらいの円形のもなかアイス。注文してからアイスを挟むタイプのようで、キンキンに冷えたアイスと常温パリパリの皮がとってもマッチしてました。



まとめ

というわけで、以上4軒の信州そばを堪能してきました。

さすが本場の蕎麦、どのお店も美味しかったです。

どのお店が一番良かったか、とか書いた方がまとめっぽいのですが、本当に甲乙つけがたいです。

次に信州そばを食べに行くとしたら、また別のお店に行くんじゃないかな。それくらい信州そばに外れなし、という印象が強かった。

そもそも信州そばって松本市だけじゃないしね。

そういえば野麦の店内に案内が貼られてたんだけど、野麦で修業した方が何人か蕎麦店を開店しているとのこと。機会があればそういうお店も回ってみたいです。

とりあえずしばらく長野には行けないので、都内周辺で食べられる信州そばを楽しみたいと思います。




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