今秋正式リリースされるiOS9に搭載予定の広告非表示機能が話題になってますね。
こちらの記事のよると広告非表示によって通信量が半分に減って、ページ表示速度も4倍近くになるんだとか。
iPhoneの新OS『iOS 9』は広告ブロック機能でページ表示速度が3.9倍に。通信量も53％削減(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース
通信量が減るってホントなん？
技術的な事を全く分かってないんだけど、こういうのってWebサーバからのデータは全て受け取った上で、表示する段階でブロックすべきデータを選別しているものだと思ってました。
が、上記記事の内容が本当だとすると、ブロックされる部分のデータはデバイスには読み込まれないってことになります。マジでそんなことできちゃうの？ すごすぎ (ﾟДﾟ;)
Web技術の知識は皆無なので全然わからん。。。
iOSデベロッパーサイトの「Content Blocking Safari Extensions」ってところに、この機能の説明があるんですが、なんか CSS要素を指定してブロックしています。
そうだとすると、全ての広告が非表示になるのではなくて、指定した広告だけがブロックされる形ですかね。
Appleはこの広告ブロック機能の搭載理由をGoogleへの対抗措置だと言ってたので、Adsense広告が狙い撃ちされるんじゃないでしょうか。
収益の9割近くが広告業だと言われているGoogle、ちょっとヤバいんじゃないでしょうか。
でも、これって CSS 変えちゃえばブロック阻止されちゃうじゃね？ ホント分かんねーんだけど、なんかイタチごっこの予感がするな。
広告ブロックが浸透したらウェブ業界の構造が一変する
WWDC発表時に少し話題になったけど、意外と騒がれてない。でも、これって影響でかいよね。
アドセンスで収入を得ているブロガーさんもそうだけど、商業サイトだって多くのサイトが広告を出している。もう広告自体が業界のビジネス構造の中にがっちり組み込まれている。
それを表示する側の勝手な言い分だけで排除しようとしてるのは少し横暴な気がする。
まぁ、広告ブロック機能が搭載されるのはSafariだけだし、それもデフォルトでは無効で、ユーザーがブロック設定した場合だけ広告がブロックされるらしい。なので、実際にブロックされる割合はかなり少ないんじゃないかな、というのが俺の予想。
もし広告ブロック機能が浸透したらウェブ業界の構造が一変する可能性だってあるが、そこまでは行かないんじゃないかな、という希望的観測。
そういえば似たような問題で、HDDレコーダーのCMカット機能が数年前に話題になったっけ。技術的には十分可能なCMの自動カット。これにテレビ業界が反発して、メーカー側が機能を自粛したとかって話。
最新家電に詳しくないので分からないけど、CMカット機能は今はどうなってんのかな？
SafariでCMカットを設定する人は自分の首を絞めることになるかもしれない
どうやらiOS9のSafariで広告ブロック機能を使うには、App Extension で提供される Contents Blocker をダウンロードしてきて、それをSafariに設定する必要があるらしい。
広告なんか見たくねーよ、とは思っても、その面倒くさい作業に負けてそのまま見る人が多そうな気がする。
先にも書いた通り、ウェブ業界の構造に多大な影響を与えかねない広告ブロック機能。これを有効化する人は、ウェブ有料化の波に煽られて自らの首を絞めることになるのかも。
テレビのCMも面白いものあるし、ウェブ広告だって面白いのあるよね。
ちくしょう。転職だ！ の広告とか面白い。wakarukoto.com
あとこういうのとか。matome.naver.jp
これも最近面白かった。確かによく見かけるよねｗblog.livedoor.jp
こんな感じで広告も楽しめるといいよね。
あれ？ なんか広告もいいよねって言ってるだけなんだけど、これが誘導みたいに取られてAdsense停止とかにならないか不安になってきた (;´･ω･)
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