俺は幼い頃の記憶があんまりない。
宇宙人的な何者かにさらわれて記憶を消されたんじゃないかと思うほど、幼少時代の記憶がない。
そんな俺でも悲しかった記憶だけは残っているらしく、すげー楽しみにしていた幼稚園の遠足を水疱瘡で断念したことだけは鮮明に覚えている。
恐らくこれが一番古い記憶なんじゃないかと思っている。
今週のお題「一番古い記憶」
東京ディズニーランドの前身ともいえる谷津遊園
水ぼうそうで行けなかった遠足の行き先は谷津遊園という当時千葉県京葉地域に住んでいた人なら誰もが知っているレジャー施設だ。
プールもある遊園地ということで東京サマーランドに近い雰囲気だったと思う。もちろん規模とかは全然違うが、とにかく夏にはたまらない遊園地だった。今でも思い出すとワクワクする。
屋根付きの小さな円形ボートが流れるプールみたいなコースをプカプカ流れるアトラクションがめちゃ好きだったんだけど覚えてる人いるかなー。
そんな谷津遊園、実はその歴史はかなり古く、なんと1925年(大正14年)にできたとのこと。なんとなく高度経済成長の産物の一つだと思ってたんだが、実はもっと古かった。つーか戦前から遊園地ってあったんだな。(;´・ω・)
ちなみにこの谷津遊園は京成電鉄が経営母体でした。開設当初は京成遊園地という名前だったそうです。そして京成電鉄といえば東京ディズニーリゾートですね。
実は京成電鉄が東京ディズニーランドの経営に参画することになり、その関係で谷津遊園が閉園したんです。この話はその当時から有名な話でしたが、当時小学4~5年くらいだった俺はなぜか谷津遊園の跡地にディズニーランドができるんだと思い込んでました。しかもその間違いにはしばらく気づいてなかったという、、、(´・ω・`)
▼1954年(昭和29年)の谷津遊園の写真
谷津遊園全景・パブリックドメイン
谷津遊園に行けず泣いた思い出
幼稚園年長の遠足で谷津遊園に行くことになってたんですが、ちょうどに水疱瘡にかかってしまい断念しました。(´;д;`)
親からも遠足に行けないことを言われていて、俺も体調が悪かったせいか特に抵抗せずに納得してたらしい。
ところが、遠足当日は体調も戻っていたことに加えて、遠足のバスが俺んちの目の前に停まりやがったせいで、俺の涙腺は崩壊。幼稚園の前は狭いため、少し離れた俺んちの前がバスの待機場所になってたんです。
バスを見ただけではシクシク咽び泣き程度だったんですが、そのバスに幼稚園の友達が乗り込むところを見た時は、やっぱり行きたい~、行く~、行かせてえええええ ・゚・(゚`Д´゚)・゚・ って大泣きしました。
初めてのバス遠足は俺の悲しい思い出です。
まぁ、宇宙人に記憶を改変されてる可能性もあるんだけど、、、