おれブログ

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やあ、『究極超人あ~る』の特別読切が明日に迫っていたじゃないか

もっと先だと思ってたのに、最近時間の流れが速すぎる。。。(´・ω・`)

ゆうきまさみ先生の初期ヒット作『究極超人あ~る』の特別読切前編が明日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」42・43合併号に掲載されます。(後編は9月下旬発売の「月刊!スピリッツ」11月号)

新作描きおろしでの読み切りということなのでかなり期待。光画部の面々は相変わらずドタバタしてるんだろうなぁw


目次

『究極超人あ~る』とは

多分この漫画を知ってる人は40代以降の人になるのかな。

鉄腕バーディー』『機動警察パトレイバー』と並んで、ゆうきまさみ先生の初期ヒット作品なんだけど、この2作に比べると若干知名度が低いような、、、 パトレイバーなんて実写化されたしね。

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ジャンルとしては学園コメディ漫画ということらしい。

春風高校(春高)の光画部(写真部のような感じ)のドタバタ学園生活を描いた作品なんだけど、主人公のR・田中一郎くんは自称マッドサイエンティスト成原成行が作り出したアンドロイドで、他の登場人物も設定が振り切れてるのばかりで、まぁとにかく賑やか。

舞台となる春高がとにかく自由な校風で、問題児が集まった光画部が好き放題やり、それを取り締まろうとする生徒会とか、ありがちな設定なんだけど本当に学園生活が楽しそうに描かれてます。

ただし、ちょっと時事ネタボケが多いので今読み返すとワケ分からんところが多かったりする。10年位前に文庫版全5巻買ったんだけど、その時すでに理解不能ギャグが多かった。


単行本は全9巻で↓にいくつか表紙を並べますが、何となく楽しそうってのは伝わるかな。

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一番好きなエピソード

一番好きなエピソードはまだ前半の方なんだけど、光画部と生徒会がサバゲーで争う話。

5話くらいに跨るエピソードなんだけど、生徒会が数々の横暴(メイン活動をせず野球とかしてばっかりで、他の部活から備品等を盗むなどやらかしまくりw)を許すまじとして、光画部の部室を取り上げようとするんだけど、光画部は頑強なバリケードを張って、部室に立てこもる。

さながら『ぼくらの七日間戦争』のような学園内闘争、、、と思いきや、夜はみんな帰宅するし昼間はちゃんと授業を受ける。放課後だけ、その学園内闘争が始まるというゆるさ。

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BB弾が当たったら自己申告で死体となり転がってなきゃいけないという謎ルールがあり、死んだ人も毎日放課後になると死体役として参加してました。

元々勝ち目のない光画部がなぜこんなことをしでかしたのかというと、春高史上最大の事件の張本人として歴史に光画部の名を残せるためで、光画部OB会の意向は「ねばれるだけねばれ」という無責任なお達し。ちなみに光画部は歴史ある部で、後で分かることですが校長先生や用務員もOBだったりします。

結局10日ほど粘って陥落。部室が没収されてしまうんですが、その後、放浪の末、旧校舎に残っていた光画部の元部室を発見し、以降はそこを根城に活動を再開することに。

まぁ、そんな感じでこういうフリーダムな学校生活にただただ憧れてましたね。


『コータローまかりとおる!』も格闘モノではなく学園モノとして好きだった

自由な学園生活モノでもう一つ好きだった作品は『コータローまかりとおる!


こっちは連載が長引いた上に、最終章の途中で蛭田達也先生が病気療養で休載。10年以上、休載のままストップしてるんだよね。個人的には初期のDブロック編辺りが好きで、最後の方はあんまりついてけてなかったので待ち遠しさはないんだけど、蛭田達也先生の近況は気になる。

2011年にこちらで作品を寄稿されているので、全く描けない状態ではなさそうだけど、やはり連載とかはキツいのかなぁ。


『サマータイムマシン・ブルース』のSF研究会を思い出す

『究極超人あ~る』に話を戻すと、光画部って本来は写真部みたいな活動をする部なのに、写真に関する活動をせず部室に籠ってダベってばかり。あとはキャッチボールしたり、他の運動部の邪魔をしたりと、とってもフリーダムな部なんです。

こういう部って楽しそうだなぁ、と思う。学校側からは認められないだろうけどw

まぁ、イメージとしてはSOS団がそれに近いかもしれんが、個人的にもっとしっくりきてるのは、『サマータイムマシン・ブルース』のSF研究会。

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本来はSFに関する活動が主目的なんだけど、全然せずに野球とかしてる。あと色んな所からモノを拾ってきては部室に溜め込む。SF研なのにSFが何の略だか知らん奴とかもいたしw

といった感じでとても楽しいタイムマシン映画でオススメです。

瑛太、上野樹里、真木よう子、ムロツヨシといった面々の若かりし頃が見られるのもオススメかと。ムロツヨシめっちゃ痩せてます。


なんか話が他の作品に移ってばっかでしたが、『究極超人あ~る』の特別読切は楽しみです。