先日ニューズウィーク日本版の公式サイトにて、日本の若者のパソコンスキルが他国に比べて低いという記事を読みました。
デジタルネイティブ世代ということでIT関連スキルはそれなりに高いと思ってたけど、実はそうでもないのかな~、と思ったり。
ゲーム所持率最高、IT機器所持率最低の日本の学生
こちらがその調査結果を添えた記事になります。うーん、すごい結果が出ちゃいましたね。www.newsweekjapan.jp
日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7か国の調査で、日本はゲーム機所持率No.1、逆にPC、スマホ、タブレットの所持率は最低という堂々たる結果。
最初はマジかよ、、、と思ったけど、何となく納得できるところはあります。
だって、どこ行っても小さい子はゲームやってるよね。電車でもレストランでもショッピングセンターでも、とにかくゲームに夢中な子が多い。一方で、ネットは危険だと言ってスマホや携帯電話は持たせたがらない。
一つの調査結果だけでは断定できないけど、これは結構当たってるのかも。ただし海外のそれを俺は見てないのでやっぱり断定はできないんだけどね。
日本の親のスタンスに問題がありそう
他国がどうであれ、やはり日本の親のスタンスが少し変だなぁとは思う。
ネットが危険だというならネットリテラシーの教育をきちんとした上で持たせればいいんだけどそれはしない。(というかできない?) そういう教育が整ってない状況で、それでもある程度大人になればスマホやPCを持つようになり、いきなりネットの大海に放り出すようなことをするからバカッターやネット絡みの事件がなくならない。で、そういう話を見聞きして、余計ネットは危険だって方に圧力がかかる、、、 悪循環もいいところだよね。
スマホやPCには否定的な考えが多い反面、ゲーム機には関しては少し緩め。おそらく自分たちもファミコンやゲームボーイといった家庭用ゲーム機のネイティブ世代だからだと思う。
自分が小さい頃から親しんできたゲーム機には寛容になれるが、自分たちが子どもの頃にはなかったPCやスマホには考えが及ばない。
そんなところなのかなぁ、、、と。
まぁ、日本人って保守的だしね。
中高生向けのネット教育ってどんな感じなんだろう。
一時期学校へのPC導入とかが話題になったけど、実際のところ学校でのネット教育ってどんな感じなんだろう?
はっきり言って学校でちょこちょこって教えてどうこうなるものでもないと思うんだが。
ネット教育に割り当てられる授業数なんてたかが知れてるし、多めに見積もって仮に2週に1回45分としても少なすぎる。
調べたい言葉を入力して検索したらいろいろ出てきたー、くらいしか覚えられなさそう(´・ω・`)
佐賀県が公立高校生に5万円のタブレットを強制購入させるという暴挙に踏み切ったけど、これが成功すれば少しは風向きが変わったのかもしれない。けれど、どうやら失敗と言わざるを得ない状況。
▼佐賀県の全公立高校生にタブレット購入を科すhunter-investigate.jp
▼武雄市に至っては小中学生にタブレット配布(貸与?)nstimes.com
これは本当にもったいない。そして業者はウハウハなんだろうなぁ。
やっぱり学校任せじゃなく、日常生活の中でPCやスマホについて学ぶべきなんだと思う。少なくとも蓋をしちゃダメだわ。
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