最近鉄道ネタが多い当ブログですが、昨日はJR東日本 尾久駅構内にある尾久車両センターの公開イベントに行ってきました。
先週の京葉車両センターと違ってほぼ毎年公開しているのですが、なぜか日程が合わなかったり大雨に阻まれたりして、今回が初めて行けました。駅隣接の車両センターなので駅から眺めることはできますが、やはり実際に足を踏み入れるとまた違いますね。
※2015/12/26一部赤字にて訂正加筆しました。
先週の京葉車両センター公開はこちら
www.ole-b.com
尾久車両センターとは
JR東日本、宇都宮線の尾久駅に隣接した車両基地。尾久駅のホームからもよく見える車両基地です。
ほぼ毎年公開イベントをやるんですが、雨率が結構高い気がします。昨日も少し降ってましたし。
カシオペアや北斗星といった寝台特急が休んでいる場所で、以前はここを通ると結構見かけました。最近は知らんけど。
あと有名どころとしては、なごみ(和)の愛称で親しまれているハイグレード列車のE655系ですね。E655系の通常車両の5両がこの基地に配置されているんですが、実はもう1両、特別車両が大井の東京総合車両センターに配置されています。この特別車両は、天皇、皇族、国賓といった要人が乗る場合のみ使用される車両で、3号車と4号車の間に連結して使用されるそうです。
写真レポート
ここからは写真中心です。
イベント全景
今回はイベントの全体の写真はあまり撮れてないです。
こちらの現地で配られてたプリントを見ればだいたいイベント内容が分かるかと。
EF81 転車台展示
こちらの尾久車両センターには転車台あるんですね。昔のSLなど、片方向にしか進めない列車では転車台が必須でしたが、今はあまり必要なさげですね。
今回は電気機関車EF81が転車台で回ってました。
電気機関車4人衆
ヘッドマーク付きの電気機関車カルテットが並んで展示されていました。
左からEF65(あさかぜ)、EF65(さくら)、DD51(北斗星)、EF510(カシオペア)
反対側はまた別のヘッドマークが!
左から、EF510(北斗星)、DD51(エルム)、EF65(富士)、EF65(はやぶさ)
カシオペア車両に北斗星ヘッドマークってのはなかなか見られませんよね。
エルムというのは詳しいことはよく知らんのだけど、昔、北斗星の代替臨時列車として走っていた特急らしいです。
カシオペア予備電源車
寝台特急カシオペアは最後尾にラウンジカーが連結されているのはご存知かと思います。あれはもちろん客車としての機能も持っているのですが、同時に電源車としての役割も果たしているんですね。このラウンジカー(カハフE26形)の予備車両として使用されるのがこちらの予備電源車(カヤ27形)です。
普段使われるラウンジカーが検査や故障で使えないとカシオペア自体が営業走行できなくなることから用意された予備電源車とのこと。ご覧のとおり、ラウンジや客車としての設備はついていません。どのくらいの頻度で使われるんだろうか、、、(´・ω・`)
客車
寝台特急などの客車です。
最後尾車両のヘッドマークは左が北斗星、右がエルムになっています。
こちらは反対側。電気機関車と連結する部分なのでヘッドマークはないです。 (2015/12/26 訂正)どうやらこの車両は廃車されることが決まっていて、その関係でヘッドマークというか中の幕が外されていたようです。その幕は多分イベントで売られてたか、オークションにかけられてたんじゃないかと思われます。
そして旧型客車スハフ32。JR東日本が所有する営業運転可能な現役旅客車両としては最古の車両で、SLとかで使用される車両として人気も高いそうです。一番古いのに一番働かされている客車なんだとか。この日も休憩所として働かされていました。がんばれw
なごみ(和)
尾久車両センターに配置されているハイグレード列車のE655系。愛称なごみ(和)
さすがにハイグレード感が半端ないですね。ぴっかぴか。つーか、テッカテカすぎだろw
こちらの5両は尾久車両センターに配置されていますが、要人が乗る時に2号車と3号車の間に連結される特別車両(E655-1)があって、その車両だけは大井の東京総合車両センターに配置されています。
きらきらうえつ
新潟車両センターからこのイベントのためにやってきた485系ジョイフルトレインのきらきらうえつ。
普段は新潟~山形の日本海側を走っている車両なので、こっちの方ではあんまり見かけないですね。正直このデザインセンスはよく分からん、、、(;´・ω・)
マリンエクスプレス踊り子
見た目は成田エクスプレス(NEX)なのですが、よく見ると右側にマリンエクスプレスのエンブレムが。(;´・ω・)
京成スカイライナーに客を奪われて減便された成田エクスプレスの有効活用とかって言われてましたが、実際のところはどうなんですかね。
ホキ800形貨車
これはバラストという線路の下に撒かれている石を運搬、散布するための貨物車両です。たまにいろんなところで見かける謎の貨車ですが、実はあちこちにバラストばら撒きに行ってるんですね。
と、こんな感じでまたまた写真中心、しかも今回は車両ばかりでしたが、いかがでしたでしょうか。
お近くの車両センターの公開があればぜひ足を運んでみてください。
普段は見られない車両とか、あと列車の足元とかも間近で見られて結構新鮮です。
それに線路の上を合法的に歩けたりもしますw
また、他の車両センターの公開があれば行って記事にしたいと思います。
ビジュアル決定版 JR全車両 Encyclopedia of JR's Railway Cars
- 作者: 原口隆行(はらぐちたかゆき),原口隆行,写真・井上廣和(いのうえひろかず)
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2009/07/11
- メディア: 大型本
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 萩原雅紀
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る