ども!俺っす!
今回は株式会社オトバンク様からオーディオブックを2冊ご献本いただいたので、その紹介記事を書かせていただきます。
オーディオブックとは
まあ「オーディオブック」という字面からだいたい想像つくとは思いますが、要するに耳で聴く本ですね。本を読むのではなく、朗読した音源を聴く形になります。
詳細はオトバンクさんが運営するオーディオブックポータルサイト FeBe! にて説明されているので貼っておきますね。(丸投げ感w)
多分オーディオブックを聞いたことない人はデメリットばかりが先に浮かぶんじゃないかな。俺もそうでした。
だって普通の本だったら自分のペースで読めて、分からない言葉も調べられるけど、オーディオブックはペースが決まっててそのスピードに合わせなきゃいけないし、難しい言葉とか聞きとれなさそうだし、音声だけだと漢字とか分かんないし、朗読は眠くなるし、小学校の国語の授業で教科書読むの苦痛だったし、本という現物が・・・ ブツブツあーでもないこーでもない
うるせえええええ ヾ(*`Д´*)ノ"
って俺か、、、すまぬー (;・д・A
まあね、つべこべ言わずに聴いてみるといいよ。
マジで目から鱗、いや耳から鱗だから。
ほんとに。
オーディオブックを聞いた感想
今回ご献本いただいたのは以下の2冊です。
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どちらも有名な作品なのでご存知の方も多いかと思います。
前述の通り、オーディオブックに対してはネガティブというか普通の本との比較ばかりで実際どんなもんだろ、という思いを抱きながら聴き始めました。
正直な感想として、まず聴き始めたばかりは結構戸惑いました。最近はラジオよりテレビ、音楽より動画、電話よりメール、、、といった具合に耳だけで何かを理解する機会が減ったせいでしょうか。なんか戸惑いました。
最初の5分か10分くらいは変な感じがしてたんだけど、それ以降は物語がスムーズに頭の中に入り込んでくるんです。これにはびっくり。耳から鱗でした!(しつこい)
今回はオーディオブックの感想ということで、書籍作品自体への感想は控えますが、まず『天地明察』はオーディオブックにとてもマッチしていたと思います。江戸時代の算術や暦といったちょっと難しめな題材を扱う作品なんですが、これは文章で読むよりも聞いた方が理解しやすいんじゃないかと。そして痛快でドラマチックなストーリーなのでBGMや効果音が使えるオーディオブックに向いていると思いました。
そんなわけで、俺が感じたオーディオブックのいいところを挙げてみます。
BGMや効果音で盛り上げるので頭の中での情景描写が容易
城下の喧騒や碁を打つ音など効果音が効いてますね。あと、ここは感動するとこだぞー、いいかー、ここテストに出るぞーってところで的確なBGMが入るので感動も盛り立てられます。
「天地明察」はもちろん最後も感動するんですが、主人公渋川晴海が当時幕府No.2と言われていた会津藩主保科正之から直々に新しい正確な暦の発明を命じられたところは本当に感動しました。それまで出会ってきた多くの人の推挙で晴海が改暦という一大事業を引き受けることになり、ここからいよいよ物語の本筋に入るってところでの素晴らしい演出でした。
慣れると片手間で聴いても頭の中で映像化できる
最初は結構大変でしたが、10分も聴いてると慣れてきて、さらに聴いてると頭の中での映像化が本当に楽にできてしまうんです。本よりもエネルギー使わない感じがしますね。
聴きながらも耳以外はフリーなので他のことができる
掃除、洗濯、料理、食器洗い等、主婦業との親和性が高いと思いました。もちろん通勤とか散歩、ジョギングなど、本当に場所を選ばないです。
本だと両手と目が塞がってるんだけど、オーディオブックは耳以外がフリーってのは大きいですね。
声色で人物区別が容易
地の文はナレーターが聞き取りやすいペースで朗読してくれて、登場人物のセリフはそれぞれ違う人の声なので人物の区別がとても楽です。
声によって優しい人なのか、怖い人なのか、可愛い人なのか、意地悪な人なのかが分かるし、口調によってその時その時の感情も読み取れます。この辺りは文字だけが頼りの本よりも情報が多いです。
学習にも向いている
「東大のディープな日本史」を聴いてて思ったのは、オーディオブックは学習用途にも使えるということ。
もちろんオーディオブックだけで完結しないですが、通勤通学やちょっとした空き時間に聴きながら周辺知識を頭に入れるということが楽にできます。
おお、なんか結構語ってしまった。
というわけで、オーディオブック、ぜひ一度聴いてみてほしいです。マジで耳から鱗だからね。(3回目)
こちらの FeBe! で色んな作品の試聴もできますので、まずはそこから。結構いろいろありますよ。
声優さんが入ってる作品も多いので声豚大歓喜w
あ、それから官能小説とかもあったよ。ちょっと試聴してみたら、囚われの美少女が「いやっ、それだけはやめて、おじさまっ」って叫んでてワロタ(試聴では肝心の喘ぎ声部分は聞けないらしいw あ、もちろんレビューのために仕方なく聴いたんですよ!)
昔から「百聞は一見に如かず」とか言われてますが、オーディオブックに関しては「百見は一聞に如かず」かもしれないなぁ、と思った次第です。
以上っす!