ども!俺っす!
こんな記事を見ました。Yahoo!ニュースのトップ記事にもなっていたので見た方も多いと思いますが。
これ見て思ったのは戦争って500万年とか言われている人類史の中ではつい最近のことなのね、ってこと。
狩猟採集民は戦争をしなかった?
今回の記事で知ったのは農耕が始まると土地や収穫物をめぐる争いから戦争が増えるということ。つまり狩猟採集メインの旧人類の頃には戦争はあまりなかったということなんですね。
人類が直立二足歩行を得てサルから分かれたのが今から500年前と言われていますが、その頃は戦争などない平和な世界だったんでしょうか。もちろん文明が発達した今からすると考えられない厳しい生存競争はあったと思いますが、少なくとも同種同士の悲惨な争いはなかったと思いたいですね。
西暦1000年~2008年の戦争規模を5分にまとめた動画があったので貼っときます。後半に一気に規模が拡大しますね。。。
www.youtube.com
トゥルカナ湖といえばトゥルカナ・ボーイ
今回の記事の場所、「アフリカ・ケニアのトゥルカナ湖近く」ということですが、トゥルカナ湖といえばトゥルカナ・ボーイですね。
ウィキペディアより引用 CC表示-継承3.0 アップロード者:Photaro
あっ、そこ! 前園じゃないですよw
このトゥルカナ・ボーイはトゥルカナ湖西岸で発掘された170万年前の人骨からの再現なんですが、今回の発掘は1万年前。そしてこの湖の周辺ではトゥルカナ・ボーイよりも古い人骨がいくつも見つかっているんです。
この湖の周辺は古代より人類が生きていくのに魅力的な生活の場だったんですかね。そういう場所だったからこそ、今回の1万年前の戦争の痕跡も見つかったのかもしれません。結局は土地なのかもね。
1万年前の戦争
ウィキペディアによると、1万年前の戦争の痕跡は他でも見つかっているらしいです。
12,000 - 10,000年前頃(後期旧石器時代末)のナイル川上流にあるジェベル=サハバ117遺跡は墓地遺跡であるが、幼児から老人までの58体の遺体が埋葬されている。これらのうちの24体の頭・胸・背・腹のそばかに116個もの石器(細石器)が残っていた。また骨に突き刺さった状況の石器も多い。この遺跡は農耕社会出現前の食料採集民の戦争の確実な例とされている。
戦争 - Wikipedia より抜粋
ただ今回の発掘では妊婦を縛って殺害していたりするので、偶発的な争いというよりは生存をかけた戦争の証拠になるのかもしれないですね。
この戦争の起源を解き明かすことで、人類から戦争を撲滅する手がかかりに、、、なるワケないかwww
はてなブログ内の若手vs古参のくだらん争いくらいはなくなる、、、わけないかw
以上っす!
戦争の起源―石器時代からアレクサンドロスにいたる戦争の古代史
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