気がついたら3月に入ってました。今年ももう6分の1が終わったのか。早い・・・
というわけで1月まとめに続いて、2月分も簡単にまとめてみました。
まとめてみて分かったけど、激動の戦国時代が描かれるのはこれからなので、まだまだ今から見始めても遅くないな、と思った。迷ってる方はぜひ見てみましょう。
第5話「死闘の果て」
青山・土器山の戦いを描いた本格的な戦回。
なんとか龍野赤松を退けたけど、これまで黒田家を支えてきた母里小兵衛・武兵衛父子が戦死。黒田家は甚大な被害を受けました。赤鼻小寺は怖気づいてすぐ逃げ帰っちゃうしwww
一方、中央では信長が上洛を果たし、足利義昭を将軍にして京を中心とした商業都市を手中に収める。いよいよ魔王化待ったなし!
第6話「信長の賭け」
前回の戦で小兵衛・武兵衛父子が戦死し、黒田家にとって重要な母里家が途絶えようとしていた。そこで官兵衛は新たに家臣団に入った荒くれ者の太兵衛に母里の姓を継がせる。オリーブ野郎、母里太兵衛の誕生だ。後の黒田二十四騎、黒田八虎の一人として黒田家臣団の中心人物になります。
一方、中央情勢はというと京を手中に収めた信長だったが、信長に軽く見られた将軍義昭の暗躍で信長包囲網が形成される。浅井朝倉連合軍との戦いも一進一退、甲斐の武田信玄も上洛の兵を挙げた。それでも信長は岐阜に籠って動こうとしなかった。引きこもりノブガナ!
実は信長は義昭の挙兵を待っていた。自分から将軍を攻めれば逆賊になるが、将軍の方から挙兵すれば名分が立つという考え。そしてその時がついにやってくる。兵を挙げた義昭に対して信長の電光石火の攻撃。あっという間に鎮める。程なくして義昭は追放され、ここに室町幕府が滅亡。
それからもう一つ、官兵衛にとって大きな話があった。あの摂津の浪人だった荒木村重が城持ち大名として織田家に仕えており、官兵衛との運命の再会を果たす。官兵衛にとっては織田との直接的なつながりができただけでなく、その後の運命にも大きな影響を及ぼす再会となった。
第7話「決断のとき」
播磨の大半が毛利になびこうとしている中、赤鼻小寺家もまた織田か毛利かで揺れていた。小寺家大評定では、家臣の大半が毛利につくべしと意見する中、官兵衛は織田につくべし!天下布武!楽市楽座!第六天魔王!泣かぬなら殺してしまえ!と吠えます。普段から官兵衛を目の仇にしている義兄櫛橋左京進(妻の光の兄)との対立も決定的となりました。
織田家の方では4年に及ぶ浅井朝倉との戦いに勝利。サルが北近江を拝領し、城持ち大名の仲間入り。古参との軋轢を減らすため、古参有力者の丹羽長秀、柴田勝家から字をもらって羽柴姓を名乗るところが秀吉のキレるところだ。
それから毛利の外交僧、安国寺恵瓊が登場しました。官兵衛のところだけでなく播磨全域に出向いており、播磨の大半が毛利になびいているのはコイツの仕業のようです。後に備中高松城の戦いでの和議交渉をきっかけに秀吉にも取り立てられ、関ヶ原では西軍首謀者としてこの世を去ります。
第8話「秀吉という男」
官兵衛の言い分が通って、赤ッパナの小寺家は織田家につくこととなり、官兵衛は小寺家名代として織田信長に謁見。官兵衛が歴史の表舞台に立った瞬間でした。丹羽長秀、柴田勝家らにケチをつけられながらも冷静に説き伏せる官兵衛はすごかった。最後は信長から名刀圧切(へしきり)も授かり、大成功の魔王謁見でした。
その緊張の謁見の場にわざと遅れて登場した羽柴秀吉。自分が官兵衛を味方すれば、百姓出身の自分を嫌っている古参家臣らが反発することを見越しての遅刻。一芝居うつことで毛利攻めの大将にも任じられた秀吉はさすが戦国一の出世大名だ。荒地だった北近江もたった一年で立派な町にしており、その行動力には官兵衛も驚いていた。
官兵衛が信長に気に入られ、秀吉とも懇意にする中、播磨では不穏な動きが。大評定まで開いて決めた織田家につくという決定事項を赤っパナはまだ迷っていた。実は官兵衛とはウマが合わない義兄櫛橋左京進の口車に乗せられてのことだが、その動きを察知した官兵衛の父職隆の機転でうまく赤ッパナを誘導。実は官兵衛がすごいので目立たないけれど、父の職隆も相当のやり手だと思う。事情があったにせよ、若くして官兵衛に家督を譲り、自分は裏方として官兵衛の力になるというのはなかなかできないことだ。それに引き換え赤鼻はヒドすぎるんだが。。。そしてこの後もっとひどいことするんだが。。。