男子ハックさんで月を1ピクセルに仮定して太陽系サイズを再現したサイトが紹介されていました。
これ見たんですが、やっぱ宇宙ヤバいわ。。。 何もなさすぎ。。。(´・ω・`)
If the Moon Were Only 1 Pixel (もし月がわずか1ピクセルだったら)
こう題して公開されているサイトがこちら。
If the Moon Were Only 1 Pixel - A tediously accurate map of the solar system
普通のサイトと違って、下方向ではなく右方向にスクロールして見る形になってます。
で、このサイトでは月の直径3474.8kmを1ピクセルにしています。それでもさすがに太陽はでかいっすね。
太陽からひたすら右に移動するだけなんですが、本当にスッカスカ過ぎて、よくこんなんで太陽の周りを回ってるなぁって感心するほど。何かの拍子に太陽系から離脱しちゃわないか不安になるほどだ。
画面右下にあるボタンを押すと自動スクロールしてくれるんですが、これがまた遅え、、、 と思ったらこのスクロールのスピードは光速なんだとか、、、 マジかよ。やっぱワープ航法必要だわ。(´・ω・`)
光の速さだとちょっと時間かかり過ぎるので手動スクロールをオススメします。
▼やっと出てきて我らが地球
上の画像の下部スクロールバーの位置に注目してほしいんですが、一番右まで行くと冥王星にたどり着きます。まだまだ先は長い、、、(´・ω・`)
こんな感じでひたすら右に移動すれば火星までは何とか楽しめます。 が、、、そっから先が遠すぎる。
木星まででも軽く死ねる遠さなんだけど、土星とかもうあり得ない。さらに天王星や海王星に至っては無理ゲーすぎる。
そしてビックリなのが冥王星。すっげー遠いのにすっげー小せえ! これは準惑星にされるのも納得だわw
しかし、こんなんよく見つけたなぁ、、、 冥王星の発見は1930年、今から85年前のことなんですね。
よく天王星・海王星の公転運動の乱れから未発見の冥王星の位置が計算されて探し出したって言われてますが、結果的には冥王星は小さすぎて天王星・海王星の軌道に影響を与えないレベルでした。でも、たまたま計算した辺りに冥王星がいたため見つかった、というのが真相のようです。
スクロールしてるだけじゃ分からない? なら太陽系を歩いてみよう!
実際歩くと本当に体感できます。
つっても、本当に宇宙空間を歩くわけにはいかんので、三鷹の国立天文台に行って、140億分の1スケールの太陽系を歩いてみましょう。
なんで140億分の1なのか? それは太陽から土星までの距離が約14億キロメートルだからなんです。140億分の1スケールにすると、太陽から土星までが100メートルになるわけです。
実は何年か前に一度だけ行ったことがありまして、その時の写真がこちらになります。一番手前が太陽で、100メートル先にあるのが土星になります。
驚きなのは手前の太陽は絵の部分ではなく丸い枠全体が140億分の1スケールの太陽の大きさなのに対して、他の惑星は同スケールの惑星がちょこんとあるだけなんです。マジで小さい。地球なんてパチンコ球より小さいサイズ。さすがに木星と土星はそれなりのサイズだけど太陽に比べるとやっぱり小さい。
そして何より遠いんですよね。惑星までが。遠くて小さい。
太陽系ウォーキングは惑星が一直線にならんでるから探せるけど、実際は太陽の周りをみんな好き勝手なスピードでぐるぐる周ってるわけです。探すの大変過ぎw
つまり何が言いたいかっていうと、太陽系ってこういうのを想像しちゃうけど、実際はとってもスカスカなんだよーってこと。
特に木星以遠の惑星はほんとに遠すぎ。天王星、海王星なんてあまりの遠さに140億分の1スケールでも再現できず、土星のところに各惑星の紹介があるだけでした。
太陽系ですらこんだけスカスカなんだから恒星と恒星の間なんてもっとスッカスカなわけで、銀河と銀河なんてさらにスッカラカンで、宇宙の大規模構造で語られるボイド(超空洞)なんて恐ろしいほど何にもない。虚無!
宇宙の広さを考えると普段の悩みが本当に小さく感じるよね。。。(´・ω・`)
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