ども!俺っす!
映画『パトリオット・デイ』の特別試写会に行ってきました。久々の試写会でしたが見に行けてよかった。
今回はぴあ映画生活さんで当選しました。ありがとうございます。
新宿駅ダンジョンを抜けて会場の明治安田生命ホールへ
いやぁ、とにかく迷いました。駅で迷うことってそんなにないんだけど新宿は結構苦手な駅かも。10分くらいですがマジで自分がどこにいるのかわからない状態でしたね。
試写会で久々に新宿来たが迷宮過ぎる
— 俺 (@hi_zakky) May 30, 2017
方向すら分からなくなったので一旦地上に出たら目的の明治安田生命ビルが見えました。が、横断歩道も歩道橋もなくて地上ルートでも行けそうにないw なので再び地下に潜り、地上で見た方向からだいたいの勘で歩いていって何とか目的地の明治安田生命ホールの地下入り口にたどり着いた。
開場18時に対して17時40分くらいに到着したのですが、エントランスはすでに行列ができていて、最後尾まで辿って並びました。だいたい50〜100人くらい? 迷ってなければもう少し前に並べたがまあいいか。
結局開場予定の18時を待たずして開場し、真ん中より少し前、スクリーン正面の好座席をキープできました。わーい
特別ゲストは池上彰さんと関根麻里さん
スクリーン前にパネルと椅子が。なるほど特別試写会ってことで誰か話してくれるんですね。
パトリオットデイ試写会、誰か出てくるらしい
— 俺 (@hi_zakky) May 30, 2017
誰かな? pic.twitter.com/yQJGePdGXy
司会に紹介されて出てきたのは池上彰さんと関根麻里さん。映画視聴前に30分ほどのトークショーでしたが、ボストンでのテロが題材の映画ってことで池上さんのテロに関する話、ボストン市のエマーソン大学を卒業した関根さんの話も映画を見る上で参考になりましたね。
まあこういう時って勝手に写真撮っちゃダメってのが暗黙の了解だと思うんだけど、なんか結構撮ってる人いましたね。恐らく写真撮影許可されてる最前列のマスコミの人たちがコンデジで撮影してて、それが後ろから見ると一般の人がスマホで撮影してるように見えるんですよね。で、あの人が撮ってるなら自分もいいのか、って思ってみんな撮り始めるというねw で散々みんなが撮り終わってからスタッフが司会に慌ててカンペ渡して、一般の人は写真撮影NGってことをって伝えてた。
トーク終了後の写真撮影セッションでも、再度周知せずにいきなり「はい、これから写真撮影セッションに入ります」みたいなこと言うから、あ、今度は合法的に写真撮れるのかーって思った人がまた撮りまくってた。マスコミ向けってちゃんと言えばいいのにって思いました。
池上さんがこの映画を楽しむポイントを2つ挙げてくれたんだけど、、、
ほんと池上さん、当時のテロ捜査の手法だったり、マスコミ対策だったり、いろいろ持ちネタを出してくれて映画を見る上でとても参考になりました。
でも、この映画を楽しむためにってことで2つほどドヤ顔で挙げてくれた話は意味分からんかったなぁ。
1つ目がこちら。
eiga.com
なぜ、映画の中でFBI捜査官が『これはテロ』だと断定したのか。ぜひ、その点に注目してください。それとMIT(マサチューセッツ工科大学)の大学警察が重要な役割を果たすので、見逃さないで」とジャーナリストの視点で、見どころを語っていた。
うん、たしかにそのシーンあった。FBI捜査官としては単なる事故かもしれないから簡単にはテロとは断定できない、みたいなことを言うんだけど、すぐ後に爆発物の残骸を見て、「これはテロだ」( ー`дー´)キリッ って言うんだよね。でも、何を見えてテロだと断定したのか俺にはよく分からんかった。なんか鉄くずっぽいのを見てた気はするが、、、
2つ目はこちら。
さらにボストンにある球団の名前を英語で発音してほしいと要求され、関根は「Boston Red Sox(ボストン・レッド・ソックス)」となめらかに発音したが、状況が飲み込めない様子。池上氏が「実はこれ、映画を見る上で伏線になります。これを知っていると、途中で笑いが起きると思う」と意味深にほくそ笑むと、関根はようやく納得の表情を浮かべた。
確かに主人公がソックスをうまく発音できずに「ソークス」になって妻と「ソックス」「ソークス」「ソックス」「ソークス」言い合う場面があったけど、会場でも特に笑いは起きず俺も笑うポイントが分からんかった。なんだったんだろう、、、
映画の感想
公開前ってことで詳しい映画の内容は差し控えますが、ハリウッドっぽい派手さはなく、正義感溢れるヒーロー刑事とかもいない映画でしたね。
FBIや警察の捜査力で犯人を割り出したんじゃなく、市民の通報が決めてになっていた点。実話を無理に脚色せずに真実を極力損なわない形で映画化したのは素晴らしかった。
事件に関わった主要人物は実名で登場していて、エンドロール前に本人らの映像もでできました。
そしてこの事件の犠牲者4人の写真も。爆発に巻き込まれた若い女性2人と8歳の男の子、そして事件後に拳銃で襲われたMIT警察の若い警察官も。
さらに二人揃って脚を切断した若い夫婦の現在も紹介されました。あれだけの被害を受けて希望を失わず、奥さんは車椅子レースの走者となり、さらに旦那さんは数年後に義足でボストン・マラソンを完走したんですね。
というわけで、ぴあ映画生活にレビュー投稿してみました。
パトリオット・デイ (2016)
【監督】ピーター・バーグ
【出演】マーク・ウォールバーグ / ケヴィン・ベーコン / ジョン・グッドマン / J・K・シモンズ / ミシェル・モナハン / アレックス・ウォルフ / セモ・メリキッゼ / ジェイク・ピッキング / ジミー・O・ヤン / レイチェル・ブロズナハン / クリストファー・オシー / メリッサ・ブノワ / ジェームズ・コルビー / マイケル・ビーチ / ヴィンセント・カラトーラ[80点]「無理な脚色をせず実話を忠実に映画化」
正義感溢れるカッコイイ刑事とか出てこないし、正直誰が主人公だかもよく分からなかったが、主要関係者が実名で出てたり当時の映像も使ったりして、実話を忠実に伝えようとする姿勢は素晴らしかった。
派手なかっこよさとか感動はないが人の強さと可能性を感じさせる映画でした。
以上っす!
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